中古車市場の動向
2026-03-31 13:51:40

ホルムズ海峡封鎖がもたらす中古車市場の不透明な未来とは

ホルムズ海峡封鎖がもたらす中古車市場の不透明な未来とは



株式会社ファブリカコミュニケーションズが運営する中古車査定サイト「車選びドットコム買取」から、2026年3月版の買取相場レポートが発表されました。2月の中古車買取相場は過去最高水準を達成し、特に製造から3〜5年の国産車の需要が高まっています。しかし、イランによるホルムズ海峡封鎖の影響により、中古車の輸出と相場に不安要素が浮上しました。

中古車買取相場の動向


2025年、日本からの中古車の輸出台数は過去最高の170万8604台を記録しました。これはコロナ禍からの回復に加え、新興国からの需要増加や円安による競争力向上といった要因が影響しています。しかし、ホルムズ海峡封鎖により、UAE経由の海上輸送が滞っており、この地域への大量輸出が難しくなっているため、未曾有の事態が中古車市場に影響を及ぼす懸念があります。

特にアラブ首長国連邦(UAE)は、日本の中古車最大の輸出先であり、渋滞ルートとしての役割も果たしています。そのため、UAEへの輸出が止まることは、日本国内の買取価格にも影響を与えるでしょう。輸出の供給不足が続けば、国内の在庫は増加し、買取価格が下がる可能性が高まります。

日本国内における影響


日本国内では、海上輸送が滞ることで港や保管ヤードでの中古車の滞留が予想されます。このような状況が続けば、保管コストも増えていき、国内市場への出品が増加します。供給過多になると相場の下押し圧力が強まり、買取価格は一時的に下落する恐れがあります。米国防総省の情報機関によると、封鎖が1ヶ月から6ヶ月続く可能性があるため、注意が必要です。

短期収束と長期化のシナリオ


ホルムズ海峡の封鎖が短期で収束する場合、出品台数は微増に留まるかもしれませんが、長期化した場合は供給が増えすぎて売れにくくなると見込まれています。そして、大型SUVなど特定の車種は影響を受けやすいでしょう。

過去の買取相場と今後の予測


2月の買取平均価格は113.6万円と過去最高を記録したものの、3月には100万円を下回る可能性が見込まれています。国産車に対する需要が高まる中、特に製造から3〜5年の車両は流通が不足しており、高値が継続しています。ただし、長年の低価格からはかけ離れた年式の車両も少しずつ価格上昇が見られています。

車種ごとの動向


「車選びドットコム」のボディタイプ別買取ランキングでは、軽自動車が首位を維持しています。SUVやセダンも高い割合を占めていますが、競争が激化していることが示されています。輸入車についてもSUVが人気を集めており、上位を占めています。

まとめ


ホルムズ海峡封鎖による影響で、中古車市場はこれから先、ますます不透明さを増していくでしょう。流通や需給のバランスがどのように変化するのか、今後の動向が注目されます。


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