創業者の物語
2025-07-25 09:42:57

稲畑産業の創業者物語がついに書籍化!「IK物語『少年勝太郎』」の魅力とは

稲畑産業の魅力をマンガで切り取った「IK物語『少年勝太郎』」



企業マンガ制作の先駆者、特定非営利活動法人LEGIKAが手掛けた「IK物語『少年勝太郎』」が、2025年7月1日に書籍として発表されました。本作は、稲畑産業株式会社の創業者、稲畑勝太郎氏の青年期を描き出した作品で、読者の心に響く企業の物語として社内報から生まれました。

社内報への挑戦と反響



稲畑産業は、社内報に掲載するマンガ制作を決定。当初は、「堅い企業がこんなことをしていいのか?」との懸念の声もありましたが、社員たちの期待と共感を得るため、LEGIKAは制作に取り組みました。全10話のシリーズは、幕末の京都に生まれた少年が15歳で単身フランスに渡り、28歳で企業を立ち上げる過程を描いています。
脚本を担った島田悠子氏と、作画を担当した尾形和也氏は、歴史的な背景を踏まえつつ、感情豊かな描写で物語に深みを持たせました。これにより、社内外の多くの人々が胸を打たれ、社内では「家族にも読ませたい」との声が上がりました。

書籍化の背景と企業ブランディングの効果



好評を受けて、通常の連載が進む中、社員たちから「単独で全話を読みたい」というリクエストが寄せられ、これが書籍化へとつながりました。さらに、作品は社内報だけにとどまらず、ウェブ上の特設ページでも公開されました。稲畑産業の採用部門からも好評の声が上がり、「企業に対する理解を深められる」との評価が寄せられるなど、企業イメージの向上にも大きな効果をもたらしています。
実際に、SNSでは「この物語を読むと株を手放せなくなる」といった声も見受けられ、企業としてのブランディング施策の成功を感じさせます。

社内外からの評価とファンの存在



稲畑産業の社員たちは、マンガを通じて創業のエピソードに親しみを感じ、アートを作成して作家に送るなど、家族にもこの物語を伝えたがっています。その関心の高さから、物語の中盤以降は連載の本数が増加するという現象が起き、さらなる期待感を呼びました。これにより、マンガの力が社内の連帯感を深め、企業全体のモチベーションにも良い影響をもたらしていることが明らかです。

今後の展望と感謝の気持ち



稲畑産業の広報部の橋本幹樹さんは、「愛蔵版の発行は、社員やその家族からの強い要望に応える形で実現しました。マンガの持つ力を信じた結果、創業者のストーリーを伝えることができたことに感謝しています」とコメントしています。今後は英語版のリクエストもあり、さらなる展開が見込まれています。
特定非営利活動法人LEGIKAは、マンガの制作を通じて様々な企業と関わる中で、これからもさらなるストーリーを発信していくことでしょう。

作品情報


  • - タイトル: IK物語『少年勝太郎』
  • - 話数: 全10話
  • - 発行元: 稲畑産業株式会社
  • - 制作: LEGIKA(レジカスタジオ)
  • - 編集: 島田悠子(原作)、尾形和也(作画)
  • - 特設サイト: IK物語特設ページ

このように、「IK物語『少年勝太郎』」は、企業が社員やその家族に向けて発信する新たな形のコミュニケーションとして、今後も注目を集めることでしょう。


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