アパグループ、千代田区と港区に新たなホテル開発計画を発表

アパグループの新たなホテル開発計画

アパホテルネットワークは、全国で1,010のホテルと139,621室を展開しているアパグループが、千代田区大手町と港区虎ノ門にそれぞれ新しいホテルの開発用地を取得したと発表しました。この新プロジェクトは、両エリアの交通利便性を考慮した立地選定が行われており、今後の観光やビジネスの需要に応える重要な取り組みとなります。

千代田区の新ホテル計画

千代田区内神田一丁目に位置する「アパホテル〈大手町駅北〉」は、東京メトロ「大手町駅」から徒歩8分、また「新御茶ノ水駅」までは徒歩4分の距離にあります。周囲には「小川町駅」や「淡路町駅」、「神田駅」、「竹橋駅」といった多数の駅があるため、ビジネスや観光の拠点として非常に便利な立地です。

この新ホテルは12階建てで、延床面積は約3,991㎡、客室数は261室が予定されています。開業は2027年春頃を目指しており、多様なニーズに応えられる客室が提供される予定です。利用者の利便性を高め、エリアの活性化に貢献することでしょう。

港区の新ホテル計画

一方、港区の「アパホテル〈新橋虎ノ門〉」は、西新橋一丁目に位置し、都営三田線「内幸町駅」から徒歩2分の好立地です。また、東京メトロ「虎ノ門駅」やJR「新橋駅」にも徒歩圏内。日比谷通りにも近接しているため、利便性は高く、周辺の人々からの需要が見込まれます。

このホテルは15階建てで延床面積は約2,960㎡、客室数は207室が計画されています。開業は2028年冬を予定しており、既存のアパホテルの人気を受けてさらなる需要獲得を目指しています。なお、現在営業中のアパホテル〈新橋虎ノ門〉は「アパホテル〈新橋虎ノ門ヒルズ駅東〉」に名称を変更します。

地域への影響

この2つの新たな開発によって、千代田区内のアパホテルは16棟、3,024室、港区内では10棟、3,469室、そして東京23区全体では105棟、24,651室と、アパホテルのネットワークが一層強化されます。アパグループは、国内でも圧倒的なNo.1ホテルチェーンを目指し、今後も新たな挑戦を続けることでしょう。

アパグループのビジョン

アパグループは2010年から「SUMMIT 5（頂上戦略）」を推進し、2022年には新たな5ヶ年計画「AIM5 ～APA Innovative Movement」を開始しました。この計画は、アフターコロナにおける新しいニーズやデジタル化の波に対応しながら、2027年3月末までに年間15万室の展開を目指しています。

地域の活性化をもたらすこれらの計画について、今後の動きに注目が集まります。アパグループがどのようにして地域に貢献していくのか、期待が高まります。