Proud Partnersとウズベキスタンが連携
外食産業の人材育成プロジェクト始動
株式会社Proud Partners(本社:東京都新宿区)は、ウズベキスタン共和国の内閣直属移民庁との間で特定技能人材育成に関する国際労働協定を結びました。2025年9月から物流分野の人材育成プロジェクトを開始し、12月にはカラカルパク国立大学との相互協力体制が合意されました。この取り組みは、日本の外食産業において、ウズベキスタン人材の受入れと定着支援を目指しています。
日本の外食産業と人手不足
日本の外食産業は、国内外の人々に美味しさと文化を提供する「食文化の発信基地」として重要な役割を果たしています。しかし、現在、人手不足が深刻であり、2025年の有効求人倍率は飲食物調理従事者で2.38、接客・給仕職業で2.47という高水準に達しています。この状況を受けて、特定技能制度を活用した外国籍人材の受入れが急務となっています。
ウズベキスタンの人材育成の意義
ウズベキスタン共和国は若い人口構造を持ち、国民の年齢中央値は27歳です。国として教育と雇用機会の創出を重視し、国際的な調査では「仕事への熱意ランキング」で世界1位を獲得しています。こうした背景から、Proud Partnersとウズベキスタン政府、カラカルパク国立大学の連携は、国境を越えた人材育成のモデルとなるでしょう。
具体的な育成計画
本取り組みでは、カラカルパク国立大学の在学生を対象に、日本の外食産業で求められる日本語能力と接客技術を身に付けるための独自の研修プログラムを整備します。具体的には、接客ロールプレイ、クレーム対応訓練、衛生管理教育、外食産業に特化した日本語学習などが含まれます。これにより、一定の基準をクリアした学生には特定技能制度を通じた日本での雇用機会が提供されます。
外食産業の未来
このプロジェクトにより、外食企業は外国籍人材を即戦力として活用できるようになり、安定した人材供給が期待されます。Proud Partnersはこれまでに多くの外国籍人材を日本で受け入れた実績があり、本取り組みを「外国籍人財の長期育成の標準モデル」として展開する計画です。
2026年度への展望
2026年度内に本取り組みが正式に開始される予定であり、ウズベキスタン共和国の経済発展と日本の外食産業の持続的成長に寄与することを目指しています。日本国内の外食産業は今後も需要が高まると予測されており、国境を越えた連携による人材育成がますます重要になるでしょう。
お問い合わせ情報
Proud Partnersに関するお問い合わせは、公式ウェブサイトで受け付けています。若者の雇用機会の創出や国際的な人材育成に興味のある方はぜひチェックしてみてください。