新たな韓ドラ市場への挑戦！短編ドラマレーベル「Short K」始動

近年、縦型ショートドラマの需要が高まる中で、IMXとワンエーカーが共同で新たなショートドラマレーベル「Short K」を立ち上げました。このプロジェクトは、韓国発のオリジナルドラマ作品を日本国内にて配信することを目指しています。

IMXは、韓国ドラマの配信経験が20年以上にわたる信頼のブランドです。「冬のソナタ」や「宮廷女官チャングムの誓い」など、数々の名作を日本に届けてきました。一方、ワンエーカーはTikTokを中心にショート動画のPRやマーケティングを手がける企業であり、ショートドラマ制作スタジオ「Snack Snap」を持っています。この組み合わせによって、韓国ドラマの視聴者層に効果的にアプローチできると期待されています。

ショートドラマの新たな視点

「Short K」では、Amazon Prime Videoなどの大型配信プラットフォームで人気の韓ドラを、1話1〜3分というショート形式で再編集します。物語のキモや感情的な展開をそのままに、若い世代に親しみやすいカジュアルな視聴体験を提供することがこのプロジェクトの特徴です。「本編を見る時間がないけれど、ショートドラマなら見る」という新たなニーズに応える形で、質の高い韓国コンテンツを届けます。

このようにして、IMXとワンエーカーはショートドラマ市場における多様性の向上を目指し、韓国のオリジナルショートドラマに加え、人気テレビドラマのショート化も進めていく方針です。これにより、視聴者層の拡大と新たな市場開拓が期待されます。

初期配信作品の内容とは

共同レーベルの設立にあたり、初期の配信作品として2つのショートドラマが予定されています。最初の作品は、話題のスリラー「夜になりました～人狼ヲ探セ～」。

この作品のあらすじは、突然開始された“リアル人狼ゲーム”に高校生たちが強制参加し、彼らの命がかかった選択を迫られるというものです。命を賭けた心理戦で、彼らは果たしてどのように行動するのか、興味深い展開が待ち受けています。

もう1つの作品「今夜泊まっていかない？」は、恋愛をテーマにしたストーリーです。特定の相手を作りたくない女性がマッチングアプリで知り合った男性と一夜を共にすることになるという恋愛模様を描いています。彼女の親友の存在がストーリーにどのような影響を与えるのか、ドキドキの展開が楽しみです。

企業の信頼性

IMXは、2001年の設立以来、韓国コンテンツの普及をリードしてきました。動画配信市場においても、韓流ブームの火付け役となった作品を多く手がけてきた実績があります。また、ワンエーカーは、TikTokを中心とした広告代理業やゲーム開発、美容サロン運営も手がけており、新しいコンテンツの創造に注力しています。

この「Short K」というレーベルのスタートは、韓ドラファンにとって新しい楽しみ方を提供すると同時に、国内外のストリーミング市場における韓国コンテンツの流通をさらに活性化させることでしょう。これからの展開に注目が集まります。