阿部興業がCES 2025で「しゃべる扉」を発表
2025年1月にアメリカ・ネバダ州ラスベガスで開催される「CES 2025」において、阿部興業株式会社が革新的な製品である“しゃべる扉”を参考出展することが決定しました。これは、進化するAI技術を融合させた新しい形のドアで、最新のIoT(モノのインターネット)技術を活用しています。
“しゃべる扉”とは?
この“しゃべる扉”は特に高齢者や身体に障害を持つ方々に向けてデザインされており、自動的に人の声に反応して開閉する機能を持っています。具体的には、声かけをするとドアが開く仕組みや、話し相手としても利用できるという特性があります。また、居住者の行動を見守り、必要に応じて付き添いの人や家族にその状況を知らせることができるため、利用者が安心して生活できるようサポートします。
超高齢社会へのアプローチ
日本は急速な高齢化社会を迎えていますが、これに対する取り組みとして、阿部興業は“しゃべる扉”を通じて新たな価値を提供しようとしています。高齢者が孤立せず、安心して生活するためにはどのような工夫ができるのか。そんな問いかけに応える製品として、同社はこのドアの開発に注力しています。人とテクノロジーが共存する未来を見据えたビジョンです。
会社の歴史と信念
阿部興業株式会社は、1945年に創業以来、木製製品の開発に特化し、製品企画から納品、施工、メンテナンスまでを一貫して行ってきました。会社の理念は、木の特性と利点を生かした高品質な製品を提供することで、日本はもとより世界の市場に本物を届けることにあります。今回の新商品“しゃべる扉”もこの理念の一環として開発されているのです。
CES 2025での出展概要
CES 2025は、米国現地時間で2025年1月7日から1月10日まで、ラスベガス コンベンションセンターにて開催されます。これまでのテクノロジーの枠を超えて、新しい価値を提供する製品が集まるこの場で、“しゃべる扉”は特に注目されることでしょう。阿部興業は、これからも革新的なアイデアと最高の品質を追求し続け、未来のライフスタイルを提案していきます。
この機会に、ぜひCES 2025の会場で“しゃべる扉”を体感してみてください。新しい家の形が、そこにあるかもしれません。