株式会社ATOMicaが新たな資金調達を実施
宮崎県に本社を構える株式会社ATOMicaは、ソーシャルコワーキングのスタートアップとして注目を浴びており、この度シリーズBラウンドにおける資金調達の1stクローズに成功しました。主な出資者には東日本旅客鉄道株式会社、いわゆるJR東日本が名を連ねており、さらにグローバル・ブレイン株式会社が運営する「高輪地球益ファンド」がリード投資家となっています。
新たな協業関係の構築
ATOMicaは、環境、モビリティ、ヘルスケアをテーマにスタートアップを支援する共創拠点「TAKANAWA GATEWAY Link Scholarsʼ Hub(LiSH)」を中心に、全国規模でのスタートアップエコシステム構築に寄与することを目指しています。分野を超えた協業の重要性が高まる中、ATOMicaはLiSHを通じて日本中のスタートアップを結びつけ、さらなる成長を促進する計画です。
コミュニティマネージャーの役割
ATOMicaの特徴的なサービスの一つがコミュニティマネージャーです。これらの専門職は各地のコワーキングスペース及び共創施設に常駐し、人々のつながりを増やし、多様なニーズに応えています。現在、ATOMicaのコミュニティマネージャーとして活躍するメンバーは232人に達し、彼らは新たな価値を生み出すために、企業、地域、教育機関など、多種多様な場で活動しています。
UiSHの役割と可能性
LiSHは「新たなソリューションを生み出し、社会実装するための日本最大級の実験場である」というビジョンを基に、ATOMicaはAI技術を活用した新たなプログラムを展開。これにより、地域のニーズに応じた結びつきや価値創出がより深まることが見込まれています。
総合的なコミュニティづくり
ATOMicaが運営する「knotPLACE(ノットプレイス)」などの自社開発サービスも、全国の共創施設で採用され、継続的な価値の創出に貢献しています。さらに、全国各地の企業・学校・自治体と連携し、地域特性に合わせたコミュニティの形成や人材育成の支援も行っています。このような取り組みは、企業や地域との良好な関係を築くための基盤となっています。
今後の展望
ATOMicaは、今回の資金調達を活かし、さらなる事業拡大を目指します。また、代表取締役には木塚健太氏が新たに社外取締役に就任し、経営体制強化が進められます。彼の豊富な経験は、ATOMicaの成長を加速させる要素となるでしょう。
コミュニティマネージャーを募集中
ATOMicaでは、現在「コミュニティマネージャー」の募集を行っています。この職種は人と人を結び、地域を発展させるための重要な役割を担っています。興味がある方は、ぜひATOMicaにお問い合わせください。新しい価値を共に創造し、地域の未来を切り開いていく仲間をお待ちしています。
まとめ
ATOMicaは今回の資金調達を通じて、より広範な地域社会への貢献を目指します。特にコミュニティやスタートアップの成長を支援し、社会的課題の解決に向けて新たな道筋を作るための活動に力を入れていく所存です。これからのATOMicaの展開に、ぜひご期待ください。