岡山イノベーション
2025-09-07 16:00:20

岡山イノベーションコンソーシアム発足 地域スタートアップの新たな拠点

岡山イノベーションコンソーシアムの発足



2025年8月26日、岡山市北区に位置する岡山大学の津島キャンパスにて「岡山イノベーションコンソーシアム」の発足イベントが開催されました。このイベントは、地域のスタートアップエコシステムを促進すべく、岡山市と岡山大学が共催したもので、多様な関係者が参加しました。

コンソーシアムの概要



「岡山イノベーションコンソーシアム」は、岡山市を中心に岡山県、倉敷市、大学、経済団体、金融機関、メディア、さらにはスタートアップ支援組織が一体となる新たなプラットフォームです。このコンソーシアムは、内閣府が認定する第2期スタートアップ・エコシステム拠点都市「NEXTグローバル拠点都市」に選ばれた「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」の中核として機能することが期待されています。

参加者には、岡山市の大森雅夫市長、岡山県の伊原木隆太知事の代理として笠原和男副知事など、地域のリーダーたちが名を連ねました。大森市長は「ももスタ」を中心としたスタートアップ支援の取り組みについて触れ、起業家たちの成長を支援する重要性を強調しました。

スタートアップの紹介



イベントでは、岡山エリアに縁のあるスタートアップ5社がそれぞれの事業や未来のビジョンを発表しました。その中には、学生の就職活動を支援するABABA、持続可能な水流発電技術に挑むハイドロヴィーナス、感謝の気持ちを簡単に届けるリアル投げ銭サービスを展開するぺこり、次世代肥料を開発するWAKU、在宅療養者への支援を行うCone・Xiが含まれます。

参加者は、これらの企業が地域資源を活用して社会課題の解決に取り組む姿に深い関心を寄せ、とても活気あるピッチが展開されました。企業の代表たちはそれぞれの熱意や未来への希望を熱く語り、会場は情熱に満ちていました。

地域の未来を切り開く



イベントの締めくくりとして登壇した岡山大学の那須保友学長は「KIBINOVEは自由に挑戦できる場であり、今後ももスタや吉備中央町のNスクエアと連携し、スタートアップのアイデアを実社会に実装し地域の活性化を進めていく」と力強いメッセージを発信しました。彼の言葉には、地域との連携を深め、岡山全体のイノベーションを推進する意志が込められていました。

岡山大学はこれからも地域の様々なパートナーと協力し、スタートアップの創出や成長を支えることで地域イノベーションの推進に寄与していくことでしょう。今後の岡山大学やコンソーシアムの動きにぜひご期待ください。

イベントの様子



  • - 大森市長による開会の挨拶
  • - 岡山大学発ベンチャーの事業紹介
  • - 那須学長による閉会の挨拶
  • - 会場となった共創イノベーションラボKIBINOVEの紹介

岡山大学は国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支持し、地域社会との共育共創に努めています。そして、スタートアップの育成を通じて、地域の活性化と世界への貢献を目指しています。これからの彼らの取り組みに、さらなる期待が寄せられています。


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