東京インベストメントフォーラム
2025-06-02 17:05:16
ブルックフィールド、日本拠点10周年を祝う東京インベストメントフォーラムを開催
ブルックフィールド、東京インベストメントフォーラムを開催
グローバルな投資会社であるブルックフィールドが、日本国内での拠点開設10周年を迎え、東京で「東京インベストメントフォーラム」を開催しました。このフォーラムは、ブルックフィールドにとって初の試みであり、300名を超える国内の投資家やパートナーが集結しました。
ブルックフィールドは、2015年に「Brookfield Japan株式会社」を設立し、日本の投資家との強固な関係を築くことに注力してきました。数年間で、20名以上のスタッフが在籍し、約150の機関投資家や富裕層のパートナーシップを構築しています。また、エネルギー、インフラ、不動産など様々な分野での投資機会を模索しています。
フォーラムのハイライト
ホテルニューオータニでの本フォーラムでは、ブルックフィールドの投資責任者が参加者に向けて様々な投資戦略を解説。特に、グローバルなエネルギー転換や不動産市場に関する最新の見解が共有されました。また、ブルックフィールドのCEO、ブルース・フラット氏も来日し、持続可能な投資機会について語りました。
ブルックフィールドは、2021年に富裕層市場向けの機関投資家レベルのオルタナティブ投資商品を提供する新たなプライベート・ウェルス・チャネルを設立。また、2024年にはグローバル再保険事業の拠点を開設するなど、着実に日本市場でのプレゼンスを拡大しています。
CEOのメッセージ
ブルックフィールドのアジア太平洋地域CEO、スチュワート・アップソン氏は「日本は私たちにとって長年にわたり重要な市場であり、投資家との関係構築に注力しています」と述べ、今後も信頼を基にした関係を深めていく意向を示しました。
他方で、Brookfield Japanの代表取締役ルーク・エドワーズ氏は「日本企業とのパートナーシップがますます広がりを見せており、成長支援に全力を尽くします」と強調しました。これにより、ブルックフィールドは日本での資本の活用を最大化し、持続可能な成長を目指しています。
投資機会の探求
フォーラムでは、AIやデジタルインフラ、プライベート・エクイティ、クレジット市場など、さまざまなテーマが取り上げられ、参加者に新たな投資機会のビジョンが提示されました。ブルックフィールドのアプローチは、長期的な視点に基づいた持続可能な成長が鍵であり、これが日本市場へのさらなる投資を促す原動力となっていることが印象的でした。
「ブルックフィールドは、地域経済への貢献を一層強化すると共に、日本の投資環境における重要なプレイヤーとして、今後も様々な取り組みを続けていきます。」とスチュワート氏は結びに語りました。ブルックフィールドの進化と日本市場における役割に、今後も注目が集まります。