介護者と被介護者の睡眠質向上を目指すプロジェクト「いい朝をむかえよう」1年の成果

大王製紙株式会社が展開する衛生用紙製品のブランド「エリエール」は、介護者と介護を受ける人々の睡眠の質向上に取り組むプロジェクト「一緒に、いい朝をむかえよう。」の発表から1年を迎えます。このプロジェクトは、介護を受ける人とその支え手が、共により良い朝を迎えるために立ち上げられました。

「アテント夜1枚安心パンツ」の開発は、このプロジェクトの一環として行われ、昨年10月には利用者を対象とした調査も実施されました。この調査の結果、なんと50.6％のユーザーが「モレの頻度が減った」と回答。また、確認作業にかかる時間も大幅に減少し、約30%も軽減されるという成果が明らかに。

プロジェクトの背景

「一緒に、いい朝をむかえよう。」プロジェクトは、介護する人々の睡眠不足が深刻な問題であることから生まれました。昨年7月に行った調査で、在宅介護における睡眠不足が介護者にも被介護者にも影響を及ぼしていることが判明しました。そこで、夜間の介護に特化した、「アテント夜1枚安心パンツ」という商品が誕生しました。

この商品は、介護者が安心して眠れる環境を提供することを目指し、ナイトケアに特化した設計がされているのです。調査結果によると、同商品の使用によって、実際に日常生活が改善されていることが示されました。

調査結果の概要

1. モレの確認回数の減少: 「アテント夜1枚安心パンツ」を使用した結果、モレの発生に伴う確認回数が平均1.7回から1.2回へと約30%減少しました。

2. 睡眠の質の向上: 介護者の48.1％、被介護者の55.7％が「睡眠の質が向上した」と回答しました。また、介護者の51.9%、被介護者の49.4%が「安心して眠れるようになった」と証言しています。

使用者からは「モレの数が少なくなってきたので、本当に信頼できる」といった声や「この商品があることで、夜中に起きる心配がなくなった」と高評価を得ています。このように、「アテント夜1枚安心パンツ」は実用面だけでなく、心理的な安心感をも提供しているようです。

未来への展望

「アテント」は今後も、「一緒に、いい朝をむかえよう。」プロジェクトを通じて、さらなる商品開発や情報発信を継続していく意向を示しています。介護者、被介護者が共に健康で、より良い毎日を送れる社会を実現するために、引き続き努力していくでしょう。

このプロジェクトの詳細や調査結果は、特設サイトでも公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。効果的な介護に役立つ情報を手に入れることができるでしょう。

特設サイトはこちら

2024年度には、さらなる調査結果を報告予定です。そして、みんなが健康で「いい朝」を迎えられる社会を目指して、大王製紙は今後も挑戦を続けていきます。