新エキシビション「VNIDENTIFIED (unidentified)」のご紹介
今秋、青山に位置するロイズ・アンティークスとエゴイストのスペースで、新たなエキシビション「VNIDENTIFIED (unidentified)」が開催されます。この展覧会では、ヴィンテージ家具を主体に、見る者が先入観を持たずに作品を楽しむことができる空間づくりを目指しています。
現代のヴィンテージ家具市場においては、デザインの歴史的背景や制作者に関する情報が価値を決定づける重要な要素となっています。しかし、本展ではこれらの情報をあえて排除し、訪れた方々が素直に家具に触れ、感じることのできる機会を提供します。展示されるアイテムは、主に20世紀のイタリアや北欧のデザインを中心に選出されており、如何に無垢であるかを強調するように配置されています。
ヴィンテージ家具の新たな魅力
「VNIDENTIFIED」では、家具そのものの美しさや独特な魅力を新たな視点から探求します。訪れた方々は、普段は意識しないかもしれない家具の特質や存在感を体感できるでしょう。展示品の数々は、どれもが異なる時代や地域で生まれたものであり、それぞれの背景を抜きにしてこそ、真の価値を見出すことができるのです。
多様なアクセントとともに存在するこれらの家具は、驚きや新たな発見をもたらすに違いありません。たとえば、あるアイテムは時代を超えたデザインの美しさを持ち、その隣に配置されている別のアイテムは、全く異なるスタイルを表現していることに気づかされるでしょう。
ディスプレイによる新たな体験
展示にあたっては、家具同士の組み合わせや配置が重視されています。これにより、不意の調和が生まれ、異なるアイテムが融合することで、空間全体が新たな価値を持つことになります。観客は、これまで気づかなかった家具の可能性や魅力を再認識することでしょう。
企画にあたるのは土田貴宏氏、グラフィックデザインは橋詰ひとみ氏が手がけています。この二人のコラボレーションによって創り出される展示は、見て、感じ、考える要素にあふれた内容になっております。
開催情報
会場となる「ロイズ・アンティークス 青山」および「ロイズ・アンティークス エゴイスト」は、どちらも洗練された空間が魅力です。訪れることで、日常とは異なる視点から家具を感じることができるでしょう。
「VNIDENTIFIED」は、ただのエキシビションではなく、観客に新たな視覚体験を提供する場でもあります。ヴィンテージ家具の奥深い世界を探るこの機会をお見逃しなく。今までにない感覚で、家具の持つ美しさや魅力を再発見してください。ぜひお越しください。