畜産糞尿処理の革新
2026-01-16 13:46:29

デザミス、畜産糞尿処理に革命をもたらす技術を実証

デザミスが切り開く新しい畜産糞尿処理の未来



デザミス株式会社は、畜産業界が抱える深刻な糞尿処理問題に対抗するため、酸化分解装置(OHD)の効果を実証しました。2025年の秋には、鹿児島県の農家で実施される試験において、重量ベースで95.85%の高い固形物減容率を確認し、処理された糞尿から得られる新たな肥料資源の可能性を追求しています。

畜産経営を圧迫する課題



日本の畜産農家は、牛や豚の糞尿処理に頭を悩ませています。たとえば、乳牛一頭あたり1日約65kgの糞尿が排出され、その処理には堆肥化や運搬が必要です。これらの作業は、敷地や法的管理の問題から、農家にとって重い負担となっています。デザミスが実証したOHDによってこの問題を解決できれば、保管する糞尿の量や運搬の回数を大幅に削減でき、経営コストと作業負担の軽減が期待されるのです。

糞尿の新たな資源としての可能性



新たに開発されたOHDから得られるセラミック系粉末には、肥料の主要成分であるリン(14.54%)やカリウム(10.82%)が含まれています。これは、国内で肥料原料を収集し利用する上で新しい道を開く重要な一歩です。現在、日本の農業は輸入に頼っている部分が多く、資源循環の促進とともに、食料安全保障の強化にも寄与します。

日々の糞尿発生量と国際的な課題



現在、日本国内では牛関連に限っても1日あたり約1.5億キログラム、畜産全体では約2億キログラムの糞尿が発生しています。こうした状況は国内だけの問題にとどまらず、国際的な畜産課題としても位置づけられています。デザミスは、このOHDを用いた技術が他国における糞尿処理の課題解決にも寄与すると考えており、持続可能な農業の実現に向けた大きな助けとなるでしょう。

技術開発の未来



デザミス株式会社は、引き続き「農家と共に、次のステージへ」というミッションを掲げ、2026年内のOHDの実用化を目指しています。データやAIの活用を通じて、農業の経営判断を支援するパートナーとしての役割も果たしています。今後の展開としては、日本国内で培った技術と知見を海外市場へ広げ、地球環境負荷の軽減を図ります。

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このようにデザミスは、畜産糞尿処理に革新をもたらし、環境と経済の双方を考慮した持続可能な畜産業の実現を目指しています。今後の進展に注目しましょう。


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