新しい卒業記念品の形
2025年4月、甲南女子大学とラボネットワークのコラボレーションが、新しい卒業記念品の在り方を提案しました。この産学連携プロジェクトは、Z世代の学生の視点を取り入れた商品開発を目指し、特に注目を集めています。
プロジェクトの背景と目的
このプロジェクトの中心にあるのは、デジタル化が進む現代において“カタチに残す”ことの重要さです。ラボネットワークは、長年のフォトビジネスの経験を活かして、学生たちが自由に発想し商品化に挑戦する環境を提供しました。その結果、誕生したのが「シャカシャカシール」と「韓国風セルフフォトブース」です。
シャカシャカシール
「シャカシャカシール」は、平成女子の間で流行したシールを現代の感性でリメイクした商品です。学生たちは徹底的にニーズを分析し、理想の「可愛い」を追求しました。試作の段階では多くの試行錯誤があったものの、ワークショップではその人気が証明され、整理券が完売するほどの盛況を見せました。これにより、学生たちの想いと努力が具現化されたのです。
韓国風セルフフォトブース
一方、韓国風セルフフォトブースは、「撮って終わり」ではなく、渡すことで思い出が完結するという新しい体験を提供します。学生たちは、オリジナルの台紙にメッセージを添えて卒業式での贈呈式を計画しました。このプロジェクトでは、単なるデータではなく、思い出を「贈り物」として手渡すことの温かさが強調されています。
学生たちの感想
プロジェクトに関わった学生たちは、チームで協力し一つの製品を作り上げたことに大変満足しています。特に意見交換の時間が刺激的で、自分の考えを深める良い機会になったと語っています。また、フィードバックを通じて方向性を見失うことなく進むことができたことも大きなモチベーションになったようです。行き詰まったときには、各種サポートを受けながらも、最終的には達成感を得ることができたと話しています。
ラボネットワークの取り組み
ラボネットワークの担当者も、この産学連携の取り組みが新たな価値を生み出す可能性を秘めていると感じています。学生たちとの共同作業が新しい記念品のアイデアを生み出す場となり、今後も継続的に商品開発を行う意義があると述べています。また、口コミや市販を通じて多くの人々に“カタチに残す”ことの大切さを広めていくことが次の課題だとも意識しています。
まとめ
このプロジェクトは、甲南女子大学の学生たちの鋭い感性とラボネットワークの豊富な経験が見事に融合したものです。卒業記念品としての「シャカシャカシール」と「韓国風セルフフォトブース」は、ただの思い出作りに留まらず、人と人との繋がりを深める新しい形を提供しています。今後さらなる展開が期待されます。