シニア健康を支える新資格『シニア健康フードマイスター』の全貌
人生100年時代を迎え、より長く健康でいることが求められる中、シニアライフ総研を運営するルーツ・オブ・コミュニケーション株式会社が新たに立ち上げた一般社団法人日本センテナリアン健康協会。この協会が創設したのが、「シニア健康フードマイスター」であり、2025年10月2日に初回講義が開催されます。
新たな認定資格の背景
高齢者の健康寿命を延ばすことを目的に、医療や栄養、脳科学の専門家との連携を深め、この認定制度はスタートします。若い頃の常識が必ずしもシニア世代の健康を守るとは限らないことがたびたび指摘されています。「減塩」「低脂肪」「カロリー制限」といった食事指導は、シニアには逆効果になる場合もあるのです。
食事の常識を見直す
過去の健康常識に疑問を持っている方々へ、この新資格は次のような知識を提供します。コレステロールは脳や神経に必要不可欠な栄養素であり、摂取しなさすぎることが、うつや認知症リスクを高めることが明らかになっています。また、「ぽっちゃり」の方が病気リスクが低いというデータも存在します。このように、加齢に伴う体の変化に応じた新しい食事常識が必要です。
シニアのための食の新常識
「シニア健康フードマイスター」では、身体だけでなく、脳や心までも考慮した三位一体の健康観を育むカリキュラムが用意されています。このプログラムは単なる栄養学にとどまらず、最新のエビデンスに基づいた実践的な知識を学ぶことができます。修了者には、正式な認定証も発行されるため、この資格は今後のキャリアにも有益です。
講座の具体的な内容
講座は1日完結型で、短時間で実用的な知識が得られます。主なテーマには、以下のような内容が含まれています。
- - 体質別の塩分との付き合い方: 「減塩=健康」の考え方を見直します。
- - 食べる筋トレ: 筋肉や骨、脳の衰えを食事で防ぐ方法。
- - 認知症予防: 食の多様性がいかに重要かを学びます。
- - 老化予防: 低AGE食や食事のタイミングの工夫を探る。
- - 地域や家庭での食事支援法: 実践的なアプローチを習得します。
開催情報と参加方法
2025年の開催日は以下の通りです。
- - 10月2日(木)10:00〜16:00
- - 11月17日(月)10:00〜16:00
- - 12月3日(水)10:00〜16:00
- - 2026年1月15日(木)10:00〜16:00
全ての講座は東京都渋谷区の恵比寿のイベントスペースで実施され、受講は対面形式です。受講料は82,500円(税込)で、講座の受講を通じて資格を取得する方法となります。
詳細や申し込みは公式サイトにてご確認ください。
お問い合わせ先
一般社団法人日本センテナリアン健康協会は、健康なシニアライフを支えるために新たな取り組みを行っています。興味がある方はぜひ、講座参加をご検討ください。