ChatSenseがGoogle Drive連携機能を発表
株式会社ナレッジセンス(以下、ナレッジセンス)は、法人向けAIチャットサービス「ChatSense」に新たな機能を追加することを発表しました。この新機能は、社内で管理している独自データをChatGPTに学習させるための「追加学習(RAG)」機能のGoogle Drive連携です。
新機能の背景
多くの企業が業務効率化を図る中、コミュニケーションツールとしてChatGPTを取り入れる動きが加速しています。ナレッジセンスのChatSenseもその一環として、500社以上の企業に導入されています。新機能の追加により、Google Driveに保存されているドキュメントやスプレッドシート、PDFファイルなどのデータがAIによる自動学習に活用できるようになります。
特徴1: 簡単な連携
このGoogle Drive連携機能では、Google Drive上のファイルを簡単に学習ソースとして選択できます。アップロードできるファイル形式は、docx、pdf、xlsx、txt、csv、URL指定が可能で、社内データを容易に活用できる仕組みとなっています。
特徴2: 自動更新機能
一度Google Driveと連携すれば、以降は常に最新のファイル情報が反映されます。これまで利用していたファイルが更新された場合にも、新たに手動でアップロードし直す手間が省け、運用コストを大幅に削減することが可能です。
特徴3: 出所の提示
AIが社内データに基づいて回答を行う際に、その回答の出所も明示されるため、AIによる情報の信頼性が向上します。これにより、いわゆるAIの幻覚(ハルシネーション)を見抜くことができ、より正確な情報提供が実現します。
特徴4: セキュリティ管理
ナレッジセンスはセキュリティ機能にも力を入れており、管理者はGoogle Driveの学習機能を選択可能です。また、対象ファイルはメンバーが普段アクセスできる範囲内でしか選択できず、機密情報が漏れるリスクも軽減されています。学習データは自社専用であり、他社が利用することはありません。
ChatSenseとは?
「ChatSense」は、企業のデジタルトランスフォーメーションを支援する法人向けのChatGPTサービスで、特に業務効率を向上させるために設計されています。セキュリティ面でも優れ、導入コストも抑えられており、企業のニーズに応える内容となっています。
まとめ
新たに追加されるGoogle Driveとの連携機能は、社員の生産性向上に寄与し、業務効率化を実現する可能性があります。すでにChatSenseを利用している企業や、新たに導入を検討している企業にとって、効果的なソリューションとなることでしょう。今後のリリーススケジュールに注目です。
興味がある方は、ぜひナレッジセンスの公式サイトで詳細を確認してください。社内データを賢く活用して、自社の成長に繋がる可能性が広がります。