海の未来を学ぶ
2025-09-28 10:56:20

海と共生の未来を学ぶ―唐津南高校生徒たちの万博訪問レポート

海と共生の未来を学ぶ



2025年に開催される大阪・関西万博。その中でも注目を集めるのが「BLUE OCEAN DOME」です。このパビリオンは、海洋プラスチック問題と循環型社会の未来に焦点を当てるもので、特に唐津南高校の生徒たちにとって貴重な学びの場となっています。

唐津南高校の「虹ノ松原プロジェクトチーム」は、NPO法人「唐津Farm&Food」と共にこの特別なパビリオンを訪問しました。訪問の目的は、サステナビリティや海洋環境に関する理解を深めること。生徒たちは実際の展示や映像コンテンツを通じて、海と人との共生についてのメッセージを受け取りました。

BLUE OCEAN DOMEの魅力



「BLUE OCEAN DOME」は、環境建築の専門家である建築家・坂茂氏の監修のもと、2050年までに海洋プラスチックごみをゼロにするとのビジョンが掲げられています。この展示は、海洋資源の持続可能な利用や海洋生態系の保護をテーマにした様々な体験を提供しており、生徒たちはその中で多くの刺激を受けました。

学びの実際



訪問際、生徒たちはまず最前列で「人と海の循環と共生」をテーマにした映像を鑑賞しました。そこで目にしたビジュアルとメッセージは、彼らに深い影響を与えました。また、建築やデザインの背後にある意図を感じ取ることで、現代社会が抱える海の問題についての理解を新たにしたのです。

一方で、万博だけでなく、唐津南高校では6月に行われた「対馬ウィーク」との関連もあって、地域の連携が強く求められています。この取り組みにおいて、金沢美術工芸大学とサラヤ株式会社が協力し、トークセッション「おとーしゃと波の想い」が実施されました。漂着プラスチックを使用して作られた「波絵馬」は、子供たちや来場者の願いが込められた作品として展示され、地域の共感を得ました。

繋がりを大切に



唐津南高校の生徒たちがNPO法人、企業、大学との共同作業によって、海洋環境に対する意識を高められたことは非常に意義深い成果です。彼らの取り組みは、次世代への知識の伝承だけでなく、地域の環境意識を高める役割も果たしています。

また、この訪問を通じて、唐津から世界へと広がる持続可能な取り組みの重要性が再認識されました。サラヤ株式会社、対馬市、そしてZERI JAPANのご協力に感謝し、生徒たちと卒業生はこれからも環境問題についての学びを継続していきます。

今後の展望



唐津Farm&Foodと唐津南高校は、「資源循環と環境教育」を軸にした活動を進めていく予定です。彼らの活動によって、未来の海洋環境を守るための意識が高まり、地域の若者たちがその知識を広めていくことを期待しています。今後もこの取り組みは、地元の学校やコミュニティに広がり、持続的な社会作りに貢献していくことでしょう。

是非、「BLUE OCEAN DOME」の公式HPや唐津Farm&Foodのページもチェックしてみてください。彼らの活動に私たちも参加して、共に海の未来について考えていきましょう。


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