魚ポチの大躍進
株式会社フーディソンが運営する生鮮EC「魚ポチ」が、2025年5月までに全国の飲食店登録数が4万店を超えました。このサービスは、全国50以上の産地から厳選された食材を取り揃え、料理人が必要な際に手軽に仕入れ可能なプラットフォームを提供しています。さらに、8,000点以上の品揃えを誇る魚ポチは、料理人が「必要な食材をすぐに、どこにいても手に入れる」新たな流通形態の実現を目指しています。
外食産業の人材不足とその解決策
近年、外食産業では深刻な人材不足が問題となっています。居酒屋の料理人を含む飲食物調理従事者の有効求人倍率は全職業平均の約二倍に達しており、仕入れが困難になっています。このような環境の中で、魚ポチは2014年の誕生以来、全国どこからでもプロ品質の水産品を簡単に仕入れられるサービスを提供し、料理人が料理に専念できる環境を作ることを目指しています。
魚ポチの特長
魚ポチの最大の魅力は、ユーザーエクスペリエンスを重視した設計です。スマホやPCを使って簡単に発注ができ、翌日には商品が届くオペレーションが実現されています。さらに、一尾単位での購入が可能で、加工済や下処理済の鮮魚ラインナップも用意されています。全国の漁師から直送される魚を通じて、旬の食材を届ける形をとっています。
また、産地支援や低利用魚の有効活用に関する取り組みを通じて、食文化の成長にも寄与しています。プロ品質でトレーサビリティに対応した商品情報が確認できるため、消費者が安心して食材を選ぶ手助けにもなっています。HACCP対応の鮮度管理体制を敷いている点も、信頼性の高さを裏付けています。
生鮮流通の新たなプラットフォームへ
魚ポチは水産品を超えて、肉や野菜、調味料といった商品カテゴリーも拡大しており、「生鮮流通プラットフォーム」として進化を続けています。最終的には、全国50万店以上の飲食店のインフラとなることを目指しており、国内外市場の拡大や持続可能な水産業の支援に貢献する活動を進めていく予定です。
魚ポチ事業部長のメッセージ
登録飲食店が4万店を超えたことに感謝の意を表する魚ポチ事業部長の日下部氏は、「厳しい環境が続く中でも、国産食材への関心が高まり、産地のデジタル化が進んでいます。この流れに乗り、料理人の仕入れ時間を削減し、どこでも食材を手に入れられる仕組みを追求していきます」とのコメントを寄せています。
魚ポチについて
魚ポチは、全国各地の産地や中央卸売市場から厳選した生鮮品をInternet経由で飲食店向けに卸販売するサービスです。料理人のニーズに応じた豊富な商品を提供し、各店舗の経営がスムーズに進むよう配慮されています。簡便な仕入れが可能となり、店舗運営が楽になるため、より多くの飲食店にとっての強力なパートナーとして位置付けられています。
魚ポチ公式サイト
株式会社フーディソン公式サイト