2025年7月1日から、ニコンプラザ東京の「THE GALLERY」で始まる写真展『GIFU NIGHTTIME GLOW』では、岐阜県の山県市の魅力を写真家・小林淳氏が伝えます。この展示会は、山県市をPRするために、ポニーキャニオンと大垣共立銀行が連携して制作されており、昨年度の取り組みに続く重要なイベントです。
この写真展は、特に「夜」というテーマに焦点を当てており、小林氏が撮影した美しい夕景や夜景を通じて、都市の華やかさとは異なる岐阜特有の魅力を引き出しています。展示される作品には『古城山からの眺望』、『みやまの森-蛍』、そして『東光寺-ドウダンツツジライトアップ』の三点があり、それぞれが山県市の自然や文化を異なる視点から捉えています。
また、併設される「PHOTO SQUARE」では、大型モニターを使って山県市のプロモーション動画が放映され、訪れる人々にさらなる情報を提供しています。このような取り組みにより、観覧者は写真を通して山県市の魅力に深く触れることが可能です。
小林淳氏は岐阜県出身で、長年にわたり岐阜の魅力を写真で発信してきました。彼はこの展示の意図について、「『岐阜の夜』というニッチなテーマは、自分が狙ったもので、東京や大阪の都市夜景とは対照的に、岐阜の伝統や歴史が息づく魅力を伝えられることに意味がある」と考えています。彼の作品を通じて、山県市の魅力を広めることができればと願っています。
展示は東京会場での後、大阪にも巡回します。大阪での開催は2025年7月24日から8月6日までで、期間中の7月26日には、小林氏と地域のキーマンであるユーコンカワイ氏とのトークショーも開催予定です。トークイベントは入場無料で、先着順で参加可能です。
このように、地域の知名度向上を目指した写真展は、単なるアートの領域を超え、観光客の増加へと繋がる可能性を秘めています。特にSNSの普及により、一枚の美しい写真が注目を集め、多くの人々を地域へと誘引する力を持つことは間違いありません。山県市の美しい風景や文化を感じる機会として、ぜひこの写真展に足を運んでみてください。岐阜の夜の魅力を、新たに発見することができるかもしれません。