「xTension」が目指す新たな応援文化
株式会社xTensionが、スタートアップファクトリー1号投資事業有限責任組合からの資金調達を実施した。代表の佐竹祐哉氏が率いるこの企業は、応援DXサービス『xTension』を通じてライブエンターテインメントの新しい形を提示している。資金調達は、さらなる人員採用とサービスの開発を加速するためのもので、音楽やスポーツの現場での活用事例が増加している。
 資金調達の狙いと背景
『xTension』は、スマートフォンを使ってライブエンターテインメントの応援を可視化する全く新しいDXサービスだ。これまでの応援は歓声やペンライトなど、物理的な空間でのみ許されてきたが、同サービスはリアルとオンラインをつなぎ、もっと多くの人が参加できる機会を創出している。今後のイベントでの利活用が期待されている。
本年5月にはLINEヤフー株式会社主催のイベントでの活用や、湘南ベルマーレの試合でもデジタルペンライトとして使用されるなど、その実績は広がるばかり。これらの事例は、同社サービスが市場でのシェアを追求する強力な基盤となる。
 新しい応援文化を創出する『xTension』の役割
『xTension』は、ファンが従来の観客席から参加者へと変わることを可能にする。鈴木おさむ氏は、「ライブは体験から共鳴へ進化する」と語っており、同サービスがエンタメの未来を牽引する可能性を強調している。これにより、参加者はただ観るのではなく、物語を共に動かす存在となり得る。
 さらなるサービス向上に向けた展望
資金調達により、xTensionは今後さらなるサービス改善を図る。例えば、「QRコードを読み取ってスマートフォンを振る」という簡単な操作で、ライブ会場が一体となるような体験を提供する。その結果、観客はデジタル商品としてライブを彩る演出など、各種機能をフルに活用できる。
また、エンターテインメントの現場で新たに必要とされる機能や演出についても柔軟に対応し、ファンのニーズを即座に反映することができる。これにより、企業は新しい販路を開拓するチャンスを手に入れる。
 会社情報と採用情報
株式会社xTensionは、ライブエンターテインメントへの情熱を持った人材を求めており、特にサーバーシステムのバックエンドを担うエンジニアの採用に力を入れている。音楽やスポーツ、アニメなどのコンテンツを愛する方にとっては、大きな挑戦の場となるだろう。興味がある方はぜひ、同社に問い合わせをしてみてほしい。
新たな時代に向けたxTensionの挑戦は、今まさに始まったばかりだ。これからも、リアルとオンラインを融合させた新しいエンタメ体験がどのように発展していくのか、注目していきたい。