社員食堂の寄付活動
2025-06-04 17:24:29

社員食堂から始める社会貢献活動、寄付型メニューが実現した給食支援

社員食堂でできる社会貢献



株式会社商船三井は、食を通じて社会に貢献する新しい試みを始めました。特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalとの連携により、社員食堂「ライン虎ノ門」にて、寄付型メニュー「MOLサラダ」を導入しました。このメニューを選択することで、代金の一部が直接、開発途上国の子どもたちの給食支援に向けられます。

この取り組みは、2024年に入ってからスタートし、同社のグループ役職員に多くの支持を受けて、短期間で驚くべき成果を上げました。具体的には、わずか2か月間のうちに、合計で3,117食分の給食が寄付されたのです。特に、タンザニアやザンジバル諸島の子どもたちに食事が届けられることになります。これにより、社員たちは「自分たちの食事が誰かの助けになる」という意識を持つことができ、参加者の中からは「社会貢献に寄与できる点が素晴らしい」といった感想も寄せられています。

給食を食べる子どもたち

食を通じた相互理解



このプロジェクトの背景には、TABLE FOR TWOの理念があります。この活動は、先進国に住む我々が食べることで、開発途上国の子どもたちに給食が支援されるというシンプルながらも力強いコンセプトから成り立っています。過去に700以上の企業や団体が参加し、累計の支援食数は1億1000万食を超えています。特に、アフリカの5か国においては、学校での給食提供に加えて、農業支援プログラムなども展開しています。

株式会社商船三井も、この活動を通じて「地域課題解決」に向けた取り組みを進めています。社内にノボリやポスターを設置することで、社員の認知度を高め、参加を促進しています。また、彼らは「BLUE ACTION MOL」という取り組みに包含されており、持続可能で、みんなが参加しやすい環境を作り出すことを目指しています。

社会貢献への取り組みを広げる



社員からは「MOLサラダを食べることが社会貢献につながる」との声も上がっており、このようなメニューを通じた貢献が、仕事へのモチベーションを高める一因となっているようです。食事を選ぶという日常的な行動が、他者の生活に良い影響を与える可能性を秘めていることを、実感している社員が多いのです。

今後も株式会社商船三井は、寄付型メニューを継続し、社員が気軽に参加できる社会貢献活動を拡大していく方針です。より多くの子どもたちに給食を届けることができるよう、様々な施策を講じ、持続可能な社会の実現に向けて努力を続けます。食を通じた支援の輪が広がっていくことを期待しましょう。


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