搬送革命PalGo
2025-09-02 16:06:25

次世代の搬送革命『アクティブキャスタPalGo™高荷重タイプ』が始動

次世代ロボット搬送システムの誕生



日本のロボティクス業界に新たな風を吹き込むプロジェクトが動き出しました。日本精工株式会社(NSK)と株式会社人機一体は、全方向に自在に動く高荷重対応のロボットユニット『アクティブキャスタPalGo™高荷重タイプ』の共同開発を進めています。このプロジェクトは2024年3月から始まり、2025年12月に東京ビッグサイトで行われる国際ロボット展(iREX2025)での公式発表を目指しています。

プロジェクトの背景


日本精工が開発した『アクティブキャスタPalGo™』は、特に医療現場での負担軽減を目的とした搬送アシストロボットMOOVO™に搭載され、実用化が進められています。このユニットは、前後だけでなく左右や回転が可能な全方向移動が可能で、ユーザーとロボットの共生を促進するために設計されました。一方で、人機一体も狭小空間での重量物搬送を行う全方向移動ユニットに付随するニーズを抱えており、両社の目的が見事に合致した結果、共同開発が実現したのです。

この度、プロジェクトにはデザインの専門家である根津孝太氏が参加しました。彼は有限会社znug designを代表し、クリーンで洗練されたデザインを通じてユニットをより魅力的にする役割を担います。具体的には、全方位に選時が可能な高荷重タイプの設計に貢献し、機能性を美しさに融合させることを目指しています。

デザインへのこだわり


プロジェクトにおいて、根津氏は『力の流れの可視化』というテーマの下、デザインを進めています。モータや差動機構が生み出す力を視覚的に表現するために、外装にオレンジのラインがあしらわれ、機能美を強調します。このようにして、単なる機械的なデバイスではなく、見る者に感動を与える製品を目指しているのです。

彼のデザインは、内部のメカの美しさを引き立てながら、機能をアイコン化し、視認性を高めることを企図しています。これにより、PalGo高荷重タイプは革新的な機能と美的感覚を兼ね備えた製品となるでしょう。

今後の展望


共同後、両社は2025年のiREX2025での展示を予定しており、そこでさらなる詳細を発表する予定です。展示では、PalGo高荷重タイプの機能とデザインが一堂に会し、新たな未来を切り開く技術として注目を集めることが期待されています。

NSKの尾崎学士、近藤大介、難波竜三郎、そして人機一体の金岡博士など、多くの専門家がこのプロジェクトに参加しており、各社の技術とクリエイティブな視点が組み合わさった結果、革新的な製品が形作られています。

このプロジェクトは、ただの製品開発を超え、人々の生活をより便利にし、安全な社会を築くための挑戦でもあります。両社が手を取り合い実現する未来の『アクティブキャスタPalGo™高荷重タイプ』に、引き続き注目していきたいと思います。


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