核融合エネルギーとMiRESSO
2026-02-27 09:36:22

NTTドコモ・ベンチャーズが核融合エネルギーの供給に貢献するMiRESSOに出資

NTTドコモ・ベンチャーズが核融合エネルギー新たなステージに向けた出資



2023年、NTTドコモ・ベンチャーズ(以下、NDV)は、フュージョン(核融合)エネルギー発電に不可欠なベリリウムの安定供給を目指す株式会社MiRESSOへ出資を行いました。NDVは、東京都港区に拠点を置く企業で、先進的な技術やビジネスモデルの開発を支援することで、新しい価値を創造することを目指しています。

MiRESSOの取り組みとしてのベリリウムの重要性



MiRESSOは青森県三沢市に本社を構える企業で、希少金属であるベリリウムの製造と販売を行っています。フュージョンエネルギーの実現に向けて、ベリリウムは不可欠な素材であるため、その安定供給が求められています。しかし、既存のベリリウムの生産量は需要に対して不足しており、価格も高騰しています。このような課題に対して、MiRESSOは新たな解決策を提供しようとしています。

特に注目すべきは、MiRESSOの創業者が開発した低温精製技術です。従来、ベリリウムの精製には高温処理が不可欠であり、大きなエネルギーを消費するものでした。しかし、中国やオーストラリアなどからの安価なベリリウムの供給に影響を受けていたため、同社はこの新しい技術を使用して、コストとエネルギー消費を大幅に削減することに成功しています。この技術革新により、より持続可能な形でのベリリウム供給が可能となります。

NTTグループのIOWN構想とMiRESSOの出資



NTTグループは、情報通信技術(ICT)の未来に向けた構想「IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)」を推進しています。この構想は、低消費電力の情報処理基盤を構築し、持続可能な社会の実現を目指しています。NDVのMiRESSOへの出資は、このIOWN構想の一環として捉えることができます。

出資を通じて、NDVは将来的なエネルギー問題の解決に貢献するだけでなく、持続可能なクリーンエネルギーの実現を進めることができます。このように、社会課題の解決に向けての新しい価値創造を目的とした取り組みは、今後のエネルギー政策において重要な意味を持つでしょう。

会社概要



  • - 会社名: 株式会社MiRESSO
  • - 所在地: 青森県三沢市
  • - 代表者: 代表取締役CEO 中道 勝
  • - 事業内容: ベリリウム製造販売
  • - 公式サイト: MiRESSO

今後、NDVとMiRESSOの協力によって、フュージョンエネルギーの実用化が加速し、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。


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