次世代AI-OCR「RECERQA Scan」と「JENKA」が業務自動化を実現

株式会社リチェルカは、次世代AI-OCR「RECERQA Scan」とデータ連携ツール「JENKA」の相互販売契約を締結し、業務自動化の新たなステージを迎えました。これにより、非定型帳票のデータ処理が大幅に効率化されることが期待されています。

新技術による業務改善の可能性

「RECERQA Scan」は、取引先ごとに異なる帳票のデータ化に特化しており、その特性を活かし、「JENKA」との連携によって、業務プロセス全体を自動化することが可能になりました。例えば、注文書や納品書など、様々な形式の帳票を高精度で読み取り、Excelや基幹システムに自動的に登録する流れを実現できます。

1. 注文書・請求書の自動処理

「RECERQA Scan」を利用することで、取引先からメールで受け取った注文書や請求書を迅速に処理できます。JENKAが自動的に受信した書類を識別し、RECERQA Scanがデータ化を行います。これにより、手動作業が減少し、時間の節約が期待されます。

2. 公共料金や証憑類の管理

公共料金の請求書や証明書をオンラインストレージにアップロードするだけで、自動で処理が開始される仕組みも魅力的です。必要なデータは指定されたExcelファイルに自動転記され、従来の手作業による転記作業を大幅に削減できます。

3. 医療費関連の明細書処理

医療費の明細書や領収書のデータ化も瞬時に行える「RECERQA Scan」。これにより、診療日や金額、医療機関名などの重要情報をスピーディーに抽出し、効率的な集計や精算業務が可能となります。この省力化は、医療関連業務における負担を軽減する重要な要素です。

直感的な操作と連携の強み

従来のAI-OCR技術に引き続き、「RECERQA Scan」はユーザーにとって使いやすい独自設計がなされています。読み取りたい項目を日本語で指示するだけで、レイアウトの異なる帳票もスムーズにデータ化できます。一方、JENKAはその直感的な操作性と、他システムへの接続の容易さが特徴です。これにより、業務全体の効率化が実現可能となります。

今後の展望

今後、両社は共同で販売活動を進めていくとともに、セミナーなどのマーケティング活動にも取り組んでいく予定です。過去に開催された共催セミナーのアーカイブも配信されており、多くの方に新たな業務自動化の利点を広めていく方針です。

まとめ

「RECERQA Scan」と「JENKA」の連携により、業務自動化が一新され、さまざまな業界での生産性向上が期待されます。これからのビジネス環境において、両社の取り組みがもたらす影響に注目が集まります。非定型帳票の処理を効率化することで、業務の負担を軽減し、ビジネスのさらなる発展を支援するこの革新的な技術に期待が高まります。