南紀熊野ジオパークでの特別体験
和歌山県串本町にある「メルキュール和歌山串本リゾート&スパ」が、海洋プラスチックを利用した万華鏡づくり体験を2026年3月28日(土)に1日限定で開催します。このアクティビティは、南紀熊野ジオパークセンターのイベントの一環として行われ、対象は宿泊客の皆様です。参加は無料で、予約は不要。先着順で定員の20名に達し次第、終了となります。
アップサイクルの魅力
今回の体験では、海岸で回収されたペットボトルなどのプラスチックごみが万華鏡の素材として再利用されます。参加者は、色とりどりのプラスチック片を組み合わせながら、オリジナルの万華鏡を作ります。このアップサイクルのプロセスは、ただの工作以上の意義があります。プラスチックごみが美しい作品に生まれ変わる瞬間を目の当たりにできるのです。
制作時間は20〜30分で、安全に加工された素材が使用されるため、子供でも安心して参加できます。そして、完成した万華鏡を覗くと、かつて海で漂っていたプラスチック片が美しい模様となり、新たな価値を持つアート作品が目の前に広がります。
環境への意識を高める
この取り組みの背景には、日増しに深刻化している海洋プラスチック問題があります。毎年800万トンものプラスチックが海に流出しており、このままでは2050年には海中のプラスチックが魚の量を超えるという試算も出ています。この問題を意識し、「環境問題は遠いニュースではなく、自分自身の体験として感じてほしい」という願いから、本体験が企画されました。
本州最南端に位置する串本町の美しい太平洋に面したホテルで、この特別な体験を通じて、旅の思い出をより深いものにし、環境への気づきを得ることを目指しています。
体験の流れ
1. 海の現状を知る
制作体験の前に、ジオパークのスタッフが海洋プラスチックごみ問題についての解説を行います。海洋プラスチックの発生量やその影響について、分かりやすくお話しします。私たちの日常と海のつながりを再認識する時間となります。
2. 万華鏡づくりに挑戦
次に、安全に加工された海洋プラスチックを使って万華鏡を作ります。参加者は筒の外側に海をイメージした絵を描くところから始まり、個性豊かな色や形のプラスチックを組み合わせて内部を完成させます。ジオパークのスタッフがしっかりサポートしますので、安心して取り組めます。
3. ふり返りと共有
作品が完成したら、万華鏡を覗きながら感じたことや思いを共有します。この時間は単なる制作を超えて、仲間と環境問題について考えるきっかけとなります。
開催概要
- - 日時: 2026年3月28日(土)16:00〜18:00
- - 場所: メルキュール和歌山串本リゾート&スパ 1階 ロビー
- - 対象: ホテル宿泊者(保護者同伴の小学生以下)
- - 参加費: 無料
- - 定員: 20名(先着順)
- - 所要時間: 約20〜30分
- - 受付方法: 当日先着順
- - 協力: 南紀熊野ジオパークセンター
南紀熊野ジオパークの美しい自然と、この特別な体験をぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。心温まる思い出とともに、環境への意識も高まる素晴らしい機会になることでしょう。