LOGIQが「OPENithm」でOSS技術支援を強化
LOGIQ株式会社は、2025年5月12日より、OSS技術支援の新たな統一ブランド「OPENithm(オープンイズム)」を発表しました。このブランドは、仮想化やOpenJDK®、Linux®の移行、並びに運用保守を支援する包括的な技術支援を提供し、顧客が直面するベンダーロックインからの脱却を図ることを目的としています。
ブランド「OPENithm」の意味
「OPENithm」は、“オープン(自由)”と“アルゴリズム(問題解決手法)”を組み合わせた造語です。LOGIQが持つエンタープライズ品質のオープンソースに関する知識を生かし、顧客が自らの選択でIT基盤を構築できるよう支援します。このブランドの下で、すべての製品やサービスが展開される予定で、日本国内では商標出願も完了し、国際商標出願も進めています。
背景と市場の動向
近年、VMware製品の再編やJava実行環境の従業員ライセンス問題など、各ベンダーのポリシー変更が続いています。これにより、顧客が技術選定の主導権を失いつつある現状があります。LOGIQはこの問題を解決するため、自由で多様性のある中立的な技術基盤を提供することを目指し、以下の3原則に基づいた支援体制を構築しています。
OPENithmの3原則
1.
Full Open Source Commitment
コミュニティ主導のオープンソースに対する完全なコミットメントを表明します。
2.
Enterprise-Proven Long-Term Operation
構造的妥当性や耐障害性が高く、長期的に運用可能な体制を提供します。
3.
Technology Sovereignty
顧客にテクノロジーの主権を戻し、ライフサイクル管理やセキュリティの対応を自己選択可能にします。
3フェーズによる支援体制
LOGIQは、顧客向けに次の3つのフェーズを持った支援体制を実施しています。
Phase 1: Assessment & Evaluation
顧客の現行システムの志向を調査し、移行方針を策定します。
Phase 2: Migration Design & Execution
実績のあるOSS技術スタックを基に可逆的な移行計画を設計・実行します。この過程では問題が発生した場合に元の環境に戻す選択肢が保持されます。
Phase 3: Stabilization & Long-Term Operation
OSS環境を長期的に運用できる体制が確立されます。
LOGIQのプロフェッショナル集団
LOGIQは、オープンソースのプロフェッショナルたちが集まって設立された企業であり、これまでの実績を基に今後も日本発のグローバルスタンダードを目指します。沖縄、香港、エジプトなど、各拠点を拠点にして多言語対応の技術支援サービスを展開し続けます。
「OPENithm」がもたらす新しい技術支援の形にぜひ注目してください。詳細は公式サイト(
https://logiqlinux.com)でご確認ください。