中高生向けモバイルアプリコンテスト2025
東京都教育委員会が主催する「モバイルアプリコンテスト2025」が開催されます。このコンテストは、中高生が生成AIを利用して新しい生活を便利にするアプリを開発し、その創造性を発揮する場を提供します。参加者は個人でもチームでも応募可能で、関連するデジタル技術、特にプログラミングに対する興味を深めるきっかけとなるでしょう。
参加者の募集
参加資格は、都内の国公私立高等学校および中学校の生徒となっており、個人またはチームでの応募が受け付けられます。コンテストは、次のように段階を追って進行します。まず、アプリ開発の基本を学ぶワークショップが行われ、その後にはハッカソンも実施され、実際に他の参加者と共同作業を体験することができます。そして、最終的な成果物としてのアプリは、生成AIなどを活用した新たな価値を創出することが求められています。
募集テーマ
コンテストのテーマは「ひらめきでつくる、わたしたちの便利アプリ!~あったらいいなをカタチに~」です。このテーマのもと、応募者は普段の生活をより便利にするアプリを開発することが求められます。ただ効率化を目指すのではなく、まったく新しい体験を提供するアイデアが重視されます。
応募要項
具体的な応募要件として、アプリは令和7年4月以降に応募者自身が作成したものでなければなりません。また、用いることのできる開発言語は、Power Apps、Swift、React Native、Flutter、Kotlin、Javaなど、多様な選択肢が用意されています。さらには、西アプリの開発も許可されていますが、その場合はホスティング環境の準備が必要です。
応募にあたっては、企画書、プレゼンテーション動画、アプリのソースコードおよびreadme.txtを提出することが要求されます。応募期間は令和7年8月28日から11月21日までです。応募方法は、特設サイトの申込フォームから必要書類をアップロードする形で進められます。
審査と表彰
審査は一次審査と最終審査の二段階で実施される予定です。一次審査では企画書とアプリ操作に基づいて内容が評価され、最終審査では企画書通過者に加え、作品説明動画やプレゼンテーション能力も審査されます。結果発表は令和8年1月18日にTIB(Tokyo Innovation Base)で行われる表彰式にて発表されます。
歴代の受賞作品紹介
過去の受賞作品も紹介されており、金賞を受賞したアプリ「Flulove」は、入浴記録を友達と共有できるアプリでした。また、アプリ「Nanoha」はAIによる暗記支援を追加した画期的なデジタル暗記アプリです。これらの作品からも、多様なアイデアが生まれ、その後の生活の便利さに寄与しています。
東京ポイントの付与
興味深い取り組みとして、応募者には東京ポイントが付与されます。これは都民一人一人が行政とつながることを目的としたアプリ「東京アプリ」によるもので、ポイントは日常の買い物等に使用することができます。コンテストへの参加で500ポイントが付与されるため、是非積極的に参加してください。
まとめ
このモバイルアプリコンテスト2025は、東京都内で未来のクリエイターを育てるための重要なステップです。創造性を発揮し、仲間と共に新たなアイデアを形にすることができるこの機会をぜひ活用してください。詳細については、
特設サイトを参照してください。