ブライアン新世界が新曲「オイリー・ユー」をリリース！トンカツ讃美歌の魅力

ブライアン新世界が贈る最新シングル「オイリー・ユー～カツ望の天使～」

2025年10月15日、ブライアン新世界の新曲「オイリー・ユー～カツ望の天使～」が各種音楽配信サービスでリリースされました。この楽曲は、アーティスト自身が長年愛してやまないトンカツ定食に対しての深い愛情を、ユーモアを交えながら表現した作品です。

トンカツ定食と人生の交差点

楽曲の中で描かれているのは、白米、味噌汁、漬物、そして黄金色のカツが添えられたキャベツという、まさに日本の食文化の象徴ともいえるトンカツ定食の美しさ。この様式美は、ブライアン自身の人生と重なり合い、食べることと生きることの関係を描いています。

歌詞には、様々な銘柄豚の名前が登場し、「夢の大地」や「リヴフォーエバー（リブロース）」といった遊び心あふれる言葉も盛り込まれています。寺門ジモンの言葉を引用し、食事が命を支えることを肯定する「トンカツ讃美歌」として仕上がりました。料理と人生、どちらも味わうことで豊かさを感じられる、そのメッセージは深い感動を呼び起こします。

音楽的な魅力

サウンド面では、ELOを彷彿とさせるコード進行、シンセサイザーの魅力、70年代パワーポップの要素が巧みに融合されており、聴く人を夢中にさせるような多彩なアプローチがなされています。アーティスト独自のスタイルで、リック・アストリーや初期カイリー・ミノーグ、日本のアイコンとも言える森高千里や谷村有美のメロディの影響も感じることができるでしょう。

また、水木一郎、堀江美都子、影山ヒロノブといった名だたるアーティストの楽曲からオマージュを受けた掛け声が登場し、聴く者にノスタルジーを感じさせます。ユーモア溢れる歌詞と爽快な80年代ロックのエネルギーが同居するこの曲は、近年のブライアンの作品の中でも特に「ブライアン新世界らしさ」が色濃く表現された作品となっています。

アーティストの思い

ブライアン新世界自身、この楽曲に込めた思いを次のように語っています。「トンカツ定食は、ただの食事ではありません。その形、衣、豚肉、全てが職人の努力を感じさせ、どのお店にも個性がある。僕にとって、トンカツ定食は人生における支え。あらゆる苦難を乗り越え、食を通じて人生を豊かにすることを信じています。」

これが、この曲が表現したい核になる部分であり、食と音楽がいかに私たちの心を交わらせるのかを深く考えさせられる内容になっています。

リリース情報と今後の活動

この素晴らしいシングルは、音楽配信プラットフォームでダウンロード可能です。また、ブライアン新世界は、2025年12月17日には新アルバム「靴下片っぽヒーロー」をリリース。さらに、同日には34歳のバースデーを祝うワンマンショー『靴下履いてきただけで偉い会』も三軒茶屋 GRAPEFRUITMOONで開催されます。