LabBaseとMJIITの協力
2025-10-27 08:27:33

LabBase、マレーシア日本国際工科院と学術協力を締結し未来の研究を共創

LabBaseがMJIITと覚書を締結



2025年10月14日、株式会社LabBaseは、マレーシア・クアラルンプールで開催された「MJIIT Innovation and Industry Exhibition & Exchange 2025」において、マレーシア日本国際工科院(MJIIT)との間で包括的な学術協力に関する覚書(MoU)を締結しました。この合意は、日本企業とASEAN地域の理工系人材を結びつけ、研究や人材の交流を促進するための新しい国際産学連携モデルとなることを目指しています。

イベントの開催背景と目的



同日、LabBaseとMJIITの共催で行われた「Academia–Industry–Government: Expanding Horizon」では、学術と産業、政府の協力による研究やイノベーションを考察しました。開会挨拶には、MJIIT院長のヌルカマル・アブ・フサイン准教授や、UTM副学長のモハド・シャフリー・モハド・ラヒム教授が出席し、日本とASEAN間の教育・産業連携の深まりについての基調講演が行われました。

LabBaseの代表取締役CEO、加茂倫明氏とモハド・シャフリー教授は、正式に署名を交わし、両者の握手が長期的な研究・人材交流を進めるための新たな一歩を象徴しました。

学生と研究者の活発な交流



開会式後には「IKoHza/研究展示・イノベーションショーケース2025」が開催され、学部生から博士課程の学生がAIやデータサイエンスを活用した斬新な研究テーマを発表しました。これにより、社会課題解決に向けた実用的な研究が目立ち、スタートアップや企業の関係者との活発な意見交換が行われました。

午後には、研究施設見学ツアーや産学連携のセッションも実施され、参加者は具体的な協業の手応えを実感。閉会式では「IKoHza Research Innovation Awards」や「MYRA Research Achievement Awards」、「MJL–JACTIM Research Competition」における表彰式も行われ、優れた成果をあげた学生たちに栄誉が授与されました。

参加者の声



ヌルカマル・アブ・フサイン准教授は、「MJIITは日本の卓越した知識とマレーシアの革新を結ぶ架け橋であり、LabBaseとのパートナーシップにより国際的な産業連携を進める」と述べ、両国のさらに深い協力関係について期待を寄せました。

一方、LabBaseの加茂倫明CEOは、「国境を越えた研究者と学生、産業界の協力を促進することで、科学技術の発展と社会課題解決を加速したい」と語り、新たなモデルの構築の可能性を示しました。

開催概要



  • - イベント名:MJIIT Innovation and Industry Exhibition & Exchange 2025(MJIIX 2025)
  • - 日時:2025年10月14日(火)9時〜17時30分
  • - 会場:Malaysia-Japan International Institute of Technology(MJIIT, UTM)
  • - 主催:MJIIT(マレーシア日本国際工科院)
  • - 共催:株式会社LabBase(日本)

MJIITとLabBaseの概要



MJIITは2011年に設立され、日本の教育モデルを導入した最先端の研究機関です。多くの修士・博士課程を持ち、日ASEAN間の技術・教育協力の象徴です。また、LabBaseは研究者や企業をつなげ、研究エコシステムを構築することを目指しており、国際的な研究の促進に注力しています。

新たな国際産学連携のモデルとしての取り組みが、今後の教育や研究の中でどのように展開していくのか、注目が集まります。


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