新規事業創出を加速するAIツール「Grani」の登場
株式会社Northboundが開発したイノベーション創出AIツール「Grani(グラニ)」が、2026年3月より大企業の新規事業や研究開発部門を支援するために提供を開始しました。Graniは、新しい事業や研究に関する構想を形成するプロセス全体を、探索から評価まで一貫してAIによって効率化するプラットフォームです。これにより、従来何週間もかかっていたアイデア構想のフェーズを、数時間から数日に短縮することが可能になります。
1. Grani開発の背景
建設業界や不動産業界を含む多くの大企業の研究開発や新規事業部門では、社会的な課題を理解し、有望なテーマを探索し、外部環境を分析し、協業先を見つけ出し、企画書を作成・評価するという工程に多大な時間と労力が費やされています。しかし、これらのプロセスはまだ依然として経験に依存し、構造化されていないのが現状です。
そんな中、近年の生成AI技術の進歩により、これらの情報処理や企画書作成が大幅に効率化される可能性が現れました。その結果として誕生したのが、Graniです。Graniは、イノベーションの考案プロセスを支える6つのAI機能を統合し、アイデア生成のリードタイムを劇的に短縮するとともに、質を向上させるためのツールとして開発されました。
2. Graniの提供する6つの機能
① 社会課題と自社技術の接続
Graniは、社会課題を基に技術要素との関連付けを行います。具体的には、地方の少子高齢化のような課題を入力することで、AIはサブ課題や解決策、技術要素をロジックツリー状に自動分解します。自社の技術と結びつけることで、具体的な研究や事業開発の手法案が生成されます。
② 有望ビジネス事例の整理
任意のトピックに対して、AIがビジネスとアカデミアの観点からサブトピックを生成します。この段階での有望度や評価も提示され、どの領域に着手すべきかを即座に判断できます。
③ 外部情報の自動分析
PEST分析機能を用いて、政治、経済、社会、技術の4つの視点から外部環境を分析。得られた分析結果は自動的に企画書作成機能に取り込まれ、外部環境を整理する作業が大幅に簡略化されます。
④ オープンイノベーションの支援
AIが事業や技術の領域に基づいて、協業先候補のスタートアップを自動的に探し出します。このスコアリングシステムにより、真に価値のあるパートナーを見つけることが可能です。
⑤ 企画書の素案作成
様々なデータを基に、AIが数分で企画書の各セクションを生成します。これにより、一から書き直す必要がなく、時間を大幅に節約できます。
⑥ 企画案の評価
提案された企画案を入力することで、AIが実現性や新規性、市場性に関する評価を行います。これによって、意思決定を早め、組織内での合意形成が促進されます。また、漏れや改善の余地がある点の指摘も行われ、次のステップが明確になります。
3. ユーザーの声
Graniのデモを見た企業の研究者や事業開発担当者からは、多くのポジティブなフィードバックが寄せられています。彼らは「従来の人依存のプロセスを根本から変革する」との評価を下しており、AIの導入が事業開発にかける時間と労力を大幅に削減する可能性に期待を寄せています。
4. 導入の問い合わせ
Graniに興味のある企業は、デモやトライアル導入に関するお問い合わせをお待ちしております。具体的な導入相談は、以下の連絡先までお気軽にご連絡ください。
連絡先
[email protected](株式会社Northbound 代表 山口)
5. 開発事例とインスピレーション
Graniは、Northboundの代表である山口が「バイブコーディング」という手法を用いて、わずか2ヶ月で開発した事例です。長い開発期間を要するAIツールを、1名のコンサルタントが短期間で実用レベルに仕上げたことは、多くの企業にとってインスピレーションを与える成功事例と言えるでしょう。
バイブコーディング技術に基づくツール作成の講座やワークショップも提供しており、企業向けにAI新事業のノウハウを伝える取り組みも用意されています。詳細な情報は、お問い合わせを通じて入手可能です。