UPSIDERの新ファンド誕生
2025-07-09 10:59:30

UPSIDER、ベンチャーデットファンド第2号を設立し日本のスタートアップ支援を強化

新たなベンチャーデットファンドの設立



株式会社UPSIDERは、子会社であるUPSIDER Capitalを通じて、みずほフィナンシャルグループとの合弁により、「UPSIDER BLUE DREAM Growth Fund 2号」を設立しました。これにより、地域金融機関や保険会社を含む複数の投資家が参画し、ファンドの総額は約143億円。これにより、2023年に設立された第1号ファンドと合わせると、累計ファンド総額は243億円に達し、国内最大規模の独立系ベンチャーデットファンドとなりました。

ファンドの背景



この新たなファンドは、UpSIDER Capitalがスタートアップ企業向けに提供する金融支援の一環として設立されました。特に近年、スタートアップ企業が抱える資金調達の難しさを解決することを目的としています。2023年には第1号ファンドが設立され、テクノロジーを活用した効率的な資金供給の仕組みづくりが進められました。

UPSIDERが独自に開発したキャッシュフロー予測技術を利用した与信モデルは、業界内での速さを重視しており、平均10営業日以内に資金を供給できる仕組みを整えています。この制度を活用することで、最大10億円の融資が実現可能です。実際に、2025年5月末時点で、このファンドにより累計130億円を超える貸付が行われており、国内でも有数の実績を誇ります。

新たな投資家の参画



本ファンドには、みずほFGを中心に、京都キャピタルパートナーズ、山陰合同銀行、名古屋銀行、広島銀行、福岡銀行、富国生命保険、三井住友信託銀行など、多様な金融機関が参加しています。このような広範なネットワークは、地域のスタートアップ企業への資金提供を円滑にし、金融インフラの整備に寄与すると期待されています。

社会的影響と今後の展望



UPSIDER Capitalは、AIを活用したキャッシュフロー予測技術を深く評価され、多様な金融機関からの参加を促すことができました。このような動きは、従来の融資モデルに変革をもたらし、スタートアップ支援の強化にとどまらず、日本のビジネス環境に新たな風を吹き込むことを目指しています。特に、人口減少や人手不足といった社会課題に対する意識が高まる中、金融の未来を見据えた取組が進められています。

UPSIDER Capitalは、この新しいファンドを足がかりに、スタートアップや中小企業、金融機関との協力を深めることで、次世代の資金提供のあり方を探求しています。最終的な目標は、日本全体を支える開かれた融資プラットフォームを構築し、未来の金融スタンダードを確立することです。

ファンド概要


  • - 正式名称: UPSIDER BLUE DREAM Growth Fund 2号 投資事業有限責任組合
  • - 運営会社: UPSIDER Capital
  • - 出資金総額: 約143億円
  • - LP投資家: みずほ銀行、京都キャピタルパートナーズ、山陰合同銀行、名古屋銀行、広島銀行、福岡銀行、富国生命保険、三井住友信託銀行、UPSIDER
  • - 融資対象: グロースステージのスタートアップ
  • - 融資金額: 最大10億円(1社あたり)
  • - 設立: 2025年5月

UPSIDER Capitalは、新たな金融サービスの開発を通じて、企業のサステナブルな成長を支援し続けることを約束します。詳細情報は公式ウェブサイトをご覧ください。


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