ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ、世界最軽量ウイスキーが誕生
2025年3月25日に発売される「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、世界最軽量のウイスキーボトルとして注目されています。ディアジオ社の完全子会社であるディアジオ ジャパンが発表したこの商品は、たったの180グラムの700mlボトルに、閉鎖された蒸留所の原酒を含む珠玉のウイスキーを詰め込んでいます。全世界で888本の限定販売となるこのウイスキーは、スコッチの新しいスタンダードを切り開くことでしょう。
サステナブルな未来への挑戦
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、持続可能なパッケージングの一環として開発されました。約5年にわたる研究と技術革新が詰まったこのボトルは、従来の四角形からティアドロップ型の手吹きガラスへと進化させ、軽量化に成功しました。ガラスボトルの重量を削減することにより、一つのボトルにつき、最大で0.5グラムのCO2排出量を減少させられるため、環境への影響を大幅に抑えることが可能です。
個別の箱にも工夫が施されており、すべての素材がリサイクルや堆肥化可能な設計になっています。これにより、環境負荷を抑えたサステナブルなウイスキーが誕生しました。
限りある希少なウイスキー
この特別なウイスキーは、ジョニーウォーカーのマスターブレンダーであるエマ・ウォーカー博士がブレンドした一本。スコットランドの著名な蒸留所、オーバン、ブローラ、ロイヤル・ロッホナガーの原酒に加え、ポートエレンなど閉鎖された蒸留所からの「ゴーストウイスキー」が使われています。それぞれの原酒が持つ独自の特徴が融合し、豊かで奥深い味わいを生み出しました。
赤いベリーや甘いバニラ、ウッドスパイス、トフィー、温かみのあるウッドスモークのエッセンスが絶妙に絡み合い、55%の高いアルコール度数がその深みをさらに引き立てます。各ボトルにはエマ・ウォーカー博士のサインが刻まれ、彼女の高い技術と品質へのコミットメントが証明されています。
技術革新を共有する決意
ディアジオ社は、このウイスキーの軽量化に向けた技術と知見を、他のブランドにも役立てるために特許を無償提供することが発表されました。ジョニーウォーカーは、持続可能な製品開発の先駆者であり続け、業界全体にポジティブな影響を与えることを目指しています。
日本でも特別な体験を
日本国内でも、数量限定で「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」が販売される予定です。高価な価格設定(希望小売価格230,000円)は、その希少性を反映しています。この特別なウイスキーを通じて、ジョニーウォーカーはウイスキー文化の新たな可能性を提案しています。
結論
「ジョニーウォーカー ブルーラベル ウルトラ」は、環境への配慮と革新をテーマにしたウイスキーとして、ただの飲み物を超えた意味を持ちます。そのユニークなデザインと高品質なブレンドは、ウイスキー愛好家やコレクターにとって、まさに手に入れたい逸品と言えるでしょう。この特別なボトルを手にすることで、未来のサステナブルなウイスキーの在り方にも触れることができるのです。