e-Janネットワークスが新制度「すけだち報酬制度」を導入

e-Janネットワークスが新制度「すけだち報酬制度」を開始

e-Janネットワークス株式会社は、育児や介護等による休業・休職者のために新たに「すけだち報酬制度」を導入しました。この制度は、代替業務をポイント制にし、そのポイントに応じて報酬を支給する仕組みです。これにより、休業・休職者の業務をサポートする代替要員が、あらかじめ定められたルールのもとで報酬を受け取ることができます。

制度の概要と対象

この制度は、育児や介護、及び病気などによる急な休業・休職に対応しています。原則として、1か月以上の休業・休職が対象となり、代替要員が必要な場合は最大1年までサポートを行うことができます。

具体的には、代替業務を内容に応じてポイント化し、各業務に対する代替者のリストを作成。半期ごとに労務担当へ提出することで、業務が遂行できる体制を整えます。支給は年2回の賞与とともに行われるため、代替要員にとっても大きな励みとなるでしょう。

日本企業における育児・介護休暇の現状

近年、育児・介護休業法が改正され、企業には育児や介護による離職を防ぐ環境を整備することが義務づけられています。しかし、東京商工リサーチの調査によると、育児や介護に関する休業や休暇が発生していない企業が58.8%に達しています。その内訳では、育児休業が22.3%で、介護休業はわずか4.3%という現実があります。

多くの企業が「代替要員を確保しにくい」と感じている中、今回の「すけだち報酬制度」が、その問題を解決する一助になると期待されています。この制度により、代替要員の確保が進めば、育児や介護を理由にした離職が減少し、企業の人材確保にも繋がるでしょう。

事業を通じての働きやすい環境の醸成

e-Janネットワークスは、育児や介護に関する休業を取得しやすい職場環境を整えることに力を入れてきました。2024年度には男性の育児休業取得率が67%、女性は100%という高水準を維持しており、全従業員が安心して休業できる環境を整えています。

また、同社のテレワークプラットフォーム「CACHATTO」を活用することで、柔軟に働くスタイルを実現。これにより育児や介護をしながら仕事を両立させる従業員も多く、実際にその支援が効果を上げています。

テレワーク支援キャンペーンの実施

現在、e-Janネットワークスでは「改正育児・介護休業法」に対応したテレワークの環境構築を支援するキャンペーンも実施中です。お申し込みの企業には、「CACHATTO」サービスの一部を無償で提供し、テレワークの実践ノウハウを提供します。

このように、e-Janネットワークスは今後も働きやすい職場作りに励み、全ての従業員が生き生きと働ける環境を整えるべく努力を続けていきます。