FUNDINNOがバンカーズ・ホールディングの未上場株式取引を支援
株式会社FUNDINNOが提供するセカンダリー取引サービス「FUNDINNO MARKET PLUS+」が、株式会社バンカーズ・ホールディングの未上場株式のセカンダリー取引を支援したことが発表されました。これにより、未上場企業と投資家の架け橋となり、資金の流動性が向上することが期待されています。
未上場株式取引の背景
バンカーズ・ホールディング(本社:東京都中央区)は、クラウドファンディング事業を展開し、成長戦略の一環としてM&A(企業の買収・合併)を積極的に行っています。過去に実施した数回のM&Aでは、株式交換によりバンカーズ・ホールディングの株主となった旧株主が存在します。彼らからは、株式の売却ニーズが高まっていました。FUNDINNOは、これらの旧株主と新たな投資家とのスムーズなマッチングを実現し、取引を円滑に進めました。
この取引は、2026年3月に実現予定で、売り手がVC(ベンチャーキャピタル)・法人・エンジェル投資家、買い手が特定投資家(個人や法人)という構図で、未上場株式の市場での流動性を高めることを目指しています。
現状の日本のスタートアップエコシステム
日本のスタートアップエコシステムは大きな変革期を迎えています。2010年代中盤に設立された多くのファンドが満期を迎え、IPO以外の退出戦略に対するニーズが高まっています。M&Aの活発化に伴い、資本構成の変化も進んでいます。これにより、旧株主が未上場株式を保有し続けるケースが増え、「新旧株主の交代」をスムーズに行うためのインフラが必要とされています。
流動性の確保が重要
投資家が適切なタイミングで資産を現金化し、次の投資へと資金を回すためには、流動性が不可欠です。しかし、国内におけるセカンダリー取引は主に個別交渉で行われており、情報の非対称性や取引の不透明さが流動性を妨げています。これを解決するために、FUNDINNOは「FUNDINNO MARKET PLUS+」を通じて、未上場株式の流動性を提供する新しい形を示しました。
FUNDINNO MARKET PLUS+の役割と価値
FUNDINNOが提供する「FUNDINNO MARKET PLUS+」は、以下の3つの観点から日本の未上場株式市場に新たな価値を提供しています。
1.
国内最大級の投資家基盤によるマッチング: FUNDINNOのプラットフォームには多くの特定投資家や機関投資家が登録しており、自ら買い手を探す必要がありません。これにより、迅速な成約が可能となっています。
2.
プロ投資家間の資本循環: 売却を希望する旧株主から新たな投資家へのスムーズな「バトンパス」が実現し、取引開始から着金まで約1.5ヶ月の早さで processus を完了しました。
3.
未上場株式の流動性インフラ: 限定的な金融機関による仲介に代わって、FUNDINNOが透明性の高い取引機会を提供し、未上場株式投資の選択肢を具体化しました。
代表者コメントからみる意義
バンカーズ・ホールディングの代表取締役、澁谷 剛氏は、M&A戦略において株主の流動性確保が課題であったが、FUNDINNOを通じて新たな投資家との接点を得られたことを強調しています。また、FUNDINNOの代表取締役である柴原 祐喜氏は、未上場株式市場の流動性を向上させることが企業にとっての戦略的メリットになると述べています。
今後の展望
FUNDINNOは今後も「FUNDINNO MARKET PLUS+」を通じて、日本のスタートアップエコシステムにおける流動性を確保し、企業の成長を支援し続ける考えです。未上場株式の世界で新たな資金循環を確立することで、より多くの企業が積極的にM&Aや買収へと挑戦できる環境を整えていきます。
このサービスは特定投資家や機関投資家に限定されており、未上場株式市場へのアクセスをより一層広げる役割を果たしています。これにより、新たな成長機会を求める投資家と企業にとって、より良い選択肢が提供されるでしょう。