岡山大学が提唱する持続可能な未来への視点を探るセミナー開催

セミナー概要

2025年12月10日、水曜日に国立大学法人岡山大学の文明動態学研究所（RIDC）がオンラインで「持続可能な開発を問い直す－「希望」の行方をめぐって－」というテーマのマンスリー研究セミナーを開催します。

このセミナーは、岡山大学が推進する共同教育と共同創造の活動の一環であり、地域に根ざした研究や教育の発展を目指しています。岡山大学に興味を持つ方は、どなたでも参加可能で、参加費は無料です。Zoomを通じてのオンライン開催となりますので、自宅から気軽に参加できます。

セミナーの目的

当日の講師は、岡山大学教育学域の柴川弘子助教です。彼女は持続可能性の概念について、特に教育がどのように人々の価値観や将来の可能性を再構築できるかについて深く掘り下げます。持続可能な開発の基礎となるSDGsの重要性が増している中で、私たちは「持続可能な開発」をどのように捉え直すべきかという問いに対する新たな視点を見出そうとしています。

概要のポイント

1. 持続可能性の探求
1987年に発表されたブルントラント報告に基づき、持続可能な開発の概念が形成されてきました。しかし、実際の運用においては「開発」や「成長」という視点から未来のイメージが描かれがちです。このセミナーでは、実際の取り組みにおける不均衡や課題に光を当て、問題提起を行います。

2. 教育の役割
戦略的な持続可能性の実現には、新しい知識や視点が必要です。教育が果たす役割は大きく、価値観の変容や社会的な気づきを生む可能性を探ります。

参加方法

セミナーに参加を希望される方は、以下のリンクから申し込みが可能です：
参加申込フォーム
登録後に、参加用のURLがメールで送信されます。

本セミナーを通じて、持続可能性に関する新たな視点を獲得するチャンスです。多くの方々の参加をお待ちしております。私たちの未来を共に考え、持続可能な社会を築くための一歩を踏み出しましょう。

岡山大学の文明動態学研究所は、国連の持続可能な開発目標（SDGs）の達成に向けたさまざまな取り組みも行っており、地域社会との連携を強化しています。また、岡山大学は教育と研究を通じて、地域と地球の未来を共創することを目指しています。大学がもたらす知見や研究成果が実社会でどのように活かされるか、興味のある方はぜひこの機会に参加してください。