坂本龍一展大阪
2025-08-07 14:50:03

令和の坂本龍一展が大阪で始動!2025年万博前夜の特別企画

坂本龍一展 大阪での初開催



坂本龍一の名を冠した新たな展覧会「sakamotocommon OSAKA1970/2025/大阪/坂本龍一」が、大阪・梅田に新たに設けられた文化スペース「VS.」で2025年8月30日から始まります。この企画展は、2016年から続く坂本の遺産を次世代のクリエイターたちに伝える試みの一環として位置づけられています。

展覧会の背景



2023年3月に東京都現代美術館で行われた坂本龍一展は34万人以上を集め、同館の記録を更新しました。その人気を受けて、大阪で行われる初の大規模企画展は、彼の音楽とアートを新たな視点から再考する貴重な機会です。

展覧会のテーマは「1970年の坂本龍一」。当時、18歳の若者だった彼は、大阪万博で様々な音楽やアートと出会い、創作活動に大きな影響を受けました。当時の万博では、無調音楽や電子音楽が数多く披露され、坂本にとって新たな音楽体験が広がる瞬間となりました。

展覧会の内容



展覧会では、坂本と親交のあるアーティストの作品や彼自身の演奏が楽しめます。特に、次のような内容に焦点を当てています:
  • - 坂本龍一 + 高谷史郎による《LIFEーfluid, invisible, inaudible...》
  • - バシェの音響彫刻の展示
  • - 坂本龍一 on async
  • - アピチャッポン・ウィーラセタクンの《Durmiente》
など、他にも多彩な作品がラインアップされています。坂本の音楽の過去と未来を体感できる機会となるでしょう。

坂本の影響力



坂本は2016年から万博に展示されたバシェの音響彫刻を演奏し、その音の要素を作品に組み込んでいます。これらの試みは、彼のアルバム《async》や最晩年の劇場作品《TIME》に具現化されています。

2025年には再び大阪で万博が開催されることも踏まえると、この展覧会は坂本龍一の記憶、時間、音の探索を継続する重要なステージです。次世代のクリエイターたちに坂本の理想や作品をどのように受け渡せるのか、思いを巡らせる機会となります。

アクセスとチケット情報



「sakamotocommon OSAKA」に参加するには、公式サイトからの事前予約が必要です。
一般チケットは2,200円、大学生は1,800円、18歳以下は1,100円で、未就学児は無料で参加できます。当日窓口での購入も可能ですが、事前予約を推奨します。

場所は梅田に位置する「VS.」で、約1,400㎡の広大なスペースで展開されます。

まとめ



坂本龍一の音楽とアートの世界に触れることで、私たちもまた新たな価値観や創造力を得ることができるでしょう。この展覧会は、その絶好の機会となるはずです。


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