農山漁村の宝:地域活性化の優良事例を発表!
令和7年11月18日(火)、農林水産省と内閣官房が共同で開催した「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」の第12回選定において、全国の地域活性化や所得向上に貢献する30の優良事例が選ばれました。この選定は、それぞれの地域資源を活かし、自立した地域づくりを目指している事例を広く紹介するために行われています。特に注目を集めたのは、北海道函館市の一般社団法人Local Revolutionが獲得したグランプリです。
グランプリ受賞のLocal Revolutionとは?
Local Revolutionは、函館の新しい食産業と食文化の創造に挑戦している団体です。地域の特性を活かした取り組みを通じて、地元の食材を使った新たな産業の育成や、地域のブランド力の向上を図っています。同団体の活動は、地域住民の雇用創出や観光客の誘致にも繋がり、地域の経済を活性化する重要な役割を果たしています。
優良事例の広がり
2023年の選定結果には、他にも多くの優れた事例が挙げられています。
- - 北海道登別市の「ゆめみ~る」は子どもたちに農業体験を通じて野菜作りを教え、地産地消の促進に努めています。
- - 青森県平川市が開発した「瓶にりんごが入ったブランデー」は、日本初のユニークな農産物として注目されています。
- - 岩手県滝沢市のスタディアは、農業と福祉を繋げる新たなビジネスモデルを実践し、地域の未来を耕しています。
さらに、優秀賞を受賞した事例も多彩で、地域や個人の取り組みが地域の活性化に寄与していることが示されています。
人から人へ、地域の魅力を発信する
「ディスカバー農山漁村の宝」は、地域の持つ多様な資源や独自の文化を掘り起こし、それを広く発信することで地域の価値向上を目指しています。今後も、選定された事例が全国に広まり、多くの人々に地域の魅力が伝わることを期待しています。
選定証授与式について
令和7年12月19日(金)には、農林水産省講堂にて選定証の授与式が開催される予定です。この場で、受賞者たちがその取り組みをより多くの人々に紹介する機会が設けられています。これにより、他の地域にとってのモデルケースとして、さらなる活動の促進が期待されます。
地域の活性化や持続可能な開発について関心がある方は、ぜひ注目してみてください。今後も全国の農山漁村から届く新たな挑戦を、楽しみにしています。
参考情報
「ディスカバー農山漁村の宝」の詳細や過去の選定事例については、公式サイトをご覧ください。