流山の音風景
2026-06-10 11:37:49

足立美緒が贈る流山の音風景を記録する新プロジェクト始動

変わりゆく流山の音の記憶を体感しよう!



千葉県流山市。この地は「都心から一番近い森のまち」として、自然の美しさと都市の便利さが融合した魅力を持っています。しかし、都市開発が進む中で、その風景は刻々と変わっています。そんな流山の音の風景を記録し、未来に伝えていく試みが始まりました。

足立美緒が贈る「音場(OTOBA)」の新プロジェクト



2023年、作曲家でありサウンドデザイナーの足立美緒は、流山で音をテーマにしたインスタレーション作品「音場(OTOBA)~都心から一番近い森の記憶」を展示しました。この作品では、森や街の音を立体音響システムを使って複合的に体感できる場を創造しました。今回、足立は再びこの地を訪れ、新たなサウンドプロジェクトを進めることを発表しました。

この新たなプロジェクトでは、2023年の展示音源に加え、2026春に追加撮影した新しい録音を加えた、流山の音風景をより深く掘り下げる内容になります。また、今後のアートや音楽の保存手法として、臨場感をもった状態でのアーカイブ音源をリリースする予定です。極めて新しい立体音響作品としてのアーカイブを進めることが、このプロジェクトの大きな目的です。

フィールドレコーディングの重要性



足立美緒は、2023年に流山市の各地で約30時間にわたるフィールドレコーディングを実施しました。彼女は森や街の音風景の変化に耳を傾け、それをサウンドインスタレーションの形で表現しました。このような体験から見えてくるのは、流山が抱える自然環境の貴重さや、周囲の音との関係性です。

2026年には、さらに新たなフィールドレコーディングを行い、その変化を対話形式で音に変換します。これにより、訪れる人々に再び流山の音の風景を体感してもらうという目的があります。

アーカイブブックと音源のリリース



このプロジェクトでは、音源リリースに伴い、アーカイブブックの制作も行います。「音場(OTOBA)」の展示やフィールドレコーディングの成果として、全60ページを超えるドキュメントをまとめ、写真やリサーチの記録が含まれる内容となります。これは、足立自身が撮影した風景写真とともに、音とビジュアルの両方から土地の様子を追体験できる貴重な資料になるでしょう。

リリースされる音源は、音場(OTOBA)での立体音響作品を基にしたもので、HPLおよび8chキューブという二つの形式で提供されます。流山市のフィールドレコーディングに基づく新しい音の枠組みを、より多くの人に体験してもらうため多彩な展開を目指しています。

クラウドファンディングで未来を支援する



このプロジェクトの資金調達は、クラウドファンディングを通じて行われます。足立美緒は、制作費用をしっかりと集めることで、より多くの人にアーカイブの発表を届けようと考えています。支援者には、音源やアーカイブブックの先行提供、特典としてのリターンを用意して、地域文化とサウンドアートの普及に貢献していく意向です。

クラウドファンディングは2026年の6月から8月にかけて、プラットフォーム「MotionGallery」で実施されます。この支援により、足立はより多くの人々と流山の変わりゆく風景を共有していこうとしています。

OTOTEN2026での特別体験イベント



さらに、クラウドファンディング期間中には、東京国際フォーラムで開催される「OTOTEN2026」に出展します。このイベントでは、足立の立体音響サウンドを特別バージョンで体験できる機会が提供され、参加者はその場で音の森を感じることができます。

足立美緒によるこのプロジェクトは、ただの音楽作品の制作を超え、流山という土地の記憶を未来へと繋げていく重要な試みです。ぜひ多くの人が、この音に触れ、それぞれの心に流山の風景を刻んでいけることを願っています。


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