山九、建設現場のデジタル変革に挑む
山九株式会社が「GENBAx点検」を試験導入しました。このサービスはSORABITO株式会社が開発したもので、建設現場での点検業務をデジタル化し、ペーパーレス化を実現するものです。これにより、作業の効率化だけでなく、安全管理の改善も期待されています。
背景と目的
山九は2030年を見据えてDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けた戦略を進めています。今後の経済環境や社会課題に柔軟に対応するため、全社員対してデジタルリテラシーの向上を図る方針です。その一環として「GENBAx点検」を導入し、現場の業務フローを改善しています。
このサービスの導入に至った背景として、悪天候時における点検作業の困難さや、従来のペーパーベースでの運用に伴う手間からの改善が求められていました。また、遠隔地から点検の進行状況を把握したり、各種点検表のデジタル化を進めることで、業務効率を高めたかったという狙いがあります。
「GENBAx点検」の特徴
「GENBAx点検」は、多種多様な点検業務をペーパーレスで管理できます。具体的には、建機の始業前点検や設備の点検、作業員の健康チェックなど、建設現場で日常的に行われる様々な業務のデジタル化が可能です。
1. スマホでの簡単な点検
QRコードを利用したアクセスにより、作業員は手軽に点検項目を登録できます。ユーザー登録が不要で、協力会社と連携しやすい環境が整っています。これにより、複数の人が関わる現場での円滑な運用が期待できます。
2. リアルタイムでの集計と共有
点検結果はリアルタイムで集計され、パソコンからも確認可能です。各作業の進捗が一目で把握でき、点検アラートも効率的に管理できるようになります。これにより、現状把握が迅速に行えるため、失敗や事故のリスクを低減する効果が期待されます。
3. パソコン・スマホからの電子承認
承認作業は、パソコンやスマートフォンからいつでも、どこでも行えます。多段階の承認機能により、社内での点検表の回覧を不要にし、業務の流れを一層スムーズにします。
今後の展望
山九は「GENBAx点検」の導入を皮切りに、点検表のデジタル化の範囲を拡大していく考えです。現場の安全記録や写真管理、安全書類関連のデータもペーパーレスで扱えるようになることで、さらなる業務効率の向上を図ります。また、今後もSORABITOと連携し、建設現場の抱える課題、特に人手不足に対する解決策を模索し続ける方針です。
企業情報
- - 会社名: 山九株式会社
- - 代表者: 中村 公大
- - 所在地: 東京都中央区勝どき6丁目5番23号
- - 創業: 1918年10月
- - 関連URL: 山九株式会社
このように、山九は先進的な取り組みを通じて、建設業界の変革に貢献しようとしています。DXの実現により、未来の建設現場はどのように変わっていくのか、今後も目が離せません。