郵便ポストの新たな価値を発信したテテマーチの挑戦
テテマーチが支援したキャンペーンの概要
テテマーチ株式会社が手掛けた日本郵政のキャンペーン「郵便ポストが見ている世界」が、広告電通賞のOOH広告部門で金賞を受賞しました。本キャンペーンは、郵便ポストという身近な存在を「見守る存在」として捉え、その視点から地域や人々の生活を魅力的に表現することを目指しています。キャンペーンは、新宿駅メトロプロムナードに掲出された大型のOOH広告として展開されました。
キャンペーンのテーマは「もしも郵便ポストが私たちのことを見守っているとしたら」というもので、全国に設置された郵便ポストの投函口から見える風景を写真に収め、SNSを通じて発信されました。「#郵便ポストが見ている世界」というハッシュタグのもと、多くの人々が共感し、参加しました。これにより、キャンペーンはオンラインとオフラインを横断する形で盛り上がりを見せました。
受賞の詳細
本キャンペーンは、2024年12月30日から2025年1月5日まで行われ、新宿駅メトロプロムナードにて掲出されました。広告電通賞は、優れた広告作品を顕彰するために設立された総合広告賞で、全国から1274件もの作品が応募されました。選考は広告主、媒体社、クリエイター、有識者からなる約500人の委員によって行われ、受賞作品が厳正に選ばれました。
企画の背景
日本全国には173,935本の郵便ポストが存在し、私たちの日常生活に欠かせない要素です。テテマーチは、このポストを地域や人々の暮らしを表現するための象徴的な存在として捉え、郵便ポスト目線の映像を制作しました。SNS上での発信が功を奏し、実施されたOOH広告は多くの人々に注目され高評価を得ました。また、オンラインのプロモーションとオフラインの広告展開を組み合わせることで、幅広い訴求を実現しました。
クリエイティブチームの役割
キャンペーンを成功に導くためには、多くのクリエイターたちの協力が不可欠でした。電通やテコ、アタリ、富士フイルムイメージングシステムズなど、さまざまな企業のクリエイティブチームが協力し、強力なプロジェクトが実現しました。エグゼクティブクリエイティブディレクターには近藤雄介氏が、クリエイティブディレクターにはふくままさひろ氏が起用されるなど、多彩な才能が結集しました。
テテマーチの今後の展望
テテマーチ株式会社は、企業向けにSNSマーケティングの支援を行う会社として知られています。「サキダチ、ヤクダツ。」をコンセプトに、新たな価値創造を目指し、企業のSNS活用を一貫してサポートしています。特に、700社以上の企業に対して、アカウントコンサルティングや分析ツールの開発を通じて、効果的なマーケティング戦略を提供しています。今後も、マーケティング活動の支援に力を注ぎ、さらなる成長を目指していくことでしょう。
このように、テテマーチが支援した「郵便ポストが見ている世界」は、ただの広告キャンペーンを超えて、地域や人々の生活との繋がりを再認識させるプロジェクトとなりました。今後の取り組みにも注目したいところです。