京都の裏路地でのハシゴ酒と美味しいグルメ探訪
京都は、古い町並みや文化が息づく美しい街。しかし、観光スポットだけだけでなく、実際には隠れた個性派酒場や魅力的な飲食店が数多く存在します。3月8日に放送されたテレビ大阪の『おとな旅あるき旅』では、吉川亜樹と三田村邦彦がその魅力を探求しました。
特別公開!東本願寺宮御殿での襖絵鑑賞
まず訪れたのは、特別公開中の【東本願寺宮御殿・桜下亭】。ここでの襖絵「子日遊図」は、42年ぶりの公開となる貴重な作品です。淡い墨で描かれた美しい直線が際立つその姿に、三田村さんは思わず見入ってしまいます。このような伝統美を体感できるのも、京都ならではの魅力ですね。
大正時代の京町家を活用した新グルメスポット
続いて訪れたのは、京町家をリニューアルした新たなグルメスポット【湯浅会館】。ここでは本場フランスの雰囲気漂う【炭火ビストロNattsun】で、特別メニューの『野菜のテリーヌ』を楽しみます。このテリーヌは、満月の日のみ提供され、使用されるお野菜は毎月変わるため、訪れるたびに違った味わいを堪能できます。その美しさと味に感動する二人の様子が印象的でした。
斬新なワイン体験と新しい蕎麦の楽しみ
続いて、木屋町通と松原通の交差点に位置するワインとコーヒーが楽しめるお店【SUMI】を訪れます。初めて耳にする『ワインの出汁割』を試す中で、意外な美味しさに驚かされます。そして近くの蕎麦屋【suba】へ向かい、ユニークな組み合わせの『島根県産しじみと発酵バターのそば』などを賞味。伝統的な蕎麦に新しいアイデアが加わった料理は、まさに美食通の心をつかむ一品です。
看板のない隠れた人気割烹やローストビーフの個性
次に、吉川さんの案内で訪れたのは看板も暖簾もないという、まさに隠れ家のような割烹【オテル・ドゥ・オガワ】。運が良ければ入もるというこのお店では、名物の『だしまきたまご』や『さばずし』などを味わい、絶品の数々に心を奪われます。これらの料理は、オープンキッチンで提供されるため、作りたての新鮮さも魅力です。
そしてさらに冒険が続く中、路地裏の【ietiem】では、ユニークな『ローストビーフとブドウのブルスケッタ』を試食。お肉とフルーツの組み合わせは新鮮で、見た目も美しい一品です。
京都の隠れ家的居酒屋「みはらランドリー」
旅の終わりに辿り着いたのは居酒屋【みはらランドリー】。ここでは、どぶろくで乾杯した後、自慢の『菊花しゅうまい』や看板メニューの『ジューシー鶏半身揚げ』を楽しむことができました。特に、このお店の独特な造りには驚かされました。路地裏にひっそりと灯る提灯が、まるで小さな宝物のように、食通を虜にしているのです。
おわりに
京都の裏路地は、単なる観光地を越えた深い魅力を秘めています。新しい味との出会いや、ワクワクするような体験が待っているこのエリアは、何度訪れても発見がありそうです。