「レモネードキッズ高槻」がオープン
2025年10月1日、大阪府高槻市に新たに「レモネードキッズ高槻」が開所しました。この施設は、保育事業や障がい福祉事業を手掛ける社会福祉法人 檸檬会が運営しています。「レモネードキッズ」は滋賀・大阪・埼玉に展開する児童発達支援事業の5つ目の施設であり、地域の子どもたちに特化した療育を提供しています。
檸檬会の豊富な経験を活かした療育
約70の保育施設を有する檸檬会は、業界での豊富な経験を基に、個々の子どもの発達特性に寄り添う療育を行っています。特に「レモネードキッズ高槻」では、小規模保育園との連携を強化し、地域全体で子どもを見守る体制を整えています。また、育児に不安を感じる保護者へのサポートも手厚く、個別相談や送迎サービスを提供。利用にあたっては、専門スタッフとの無料相談や療育体験を可能にし、安心して利用できる環境を提供しています。
対象とする子どもたち
「レモネードキッズ高槻」では、発達に不安がある未就学の1歳半から6歳までの子どもが対象です。具体的には、言葉の遅れやコミュニケーションの困難を抱える子ども、こだわりが強い子ども、就学に不安を感じる子どもなどが含まれます。また、定期検診や保育施設などで「発達障害」と指摘された場合も受け入れています。自閉症スペクトラムやADHD、学習障害に関する支援も行っています。
個別&集団療育の特徴
療育プログラムは、個別及び集団療育に分かれており、それぞれ異なるカリキュラムで実施されます。平日や土曜日の午前中には、主に認知アプローチを重視した45分の個別療育を行い、平日夕方には90分間の集団療育を通じて感覚(運動)アプローチを実施します。このように、保護者のニーズに応じた柔軟な対応が可能です。
スクリーニング検査によるきめ細かなアプローチ
「レモネードキッズ高槻」では、日本感覚統合学会が推奨する発達スクリーニング検査(JMAP)を用いて、各子どもの特性を的確に見極めます。その結果を元に、子ども一人ひとりに最適化された個別療育や小集団療育を組み立てていきます。このプロセスにより、質の高い療育が実現しています。
保護者への配慮
保護者の負担を軽減するため、平日午後の療育に合わせて保育施設からの送迎サービスも提供しています。ただし、個別療育の対象外という制約がありますが、親が安心して通える体制が整えられています。
施設情報
「レモネードキッズ高槻」の所在地は、高槻市藤の里町1-33の1Fです。最寄り駅は阪急「高槻市駅」で、徒歩で約15分の距離に位置しています。営業日は火曜日から土曜日で、営業時間は9:30から17:45まで。公式ウェブサイトでも詳細情報を紹介しており、興味がある方はぜひ訪問してみてください。
公式WEBサイトはこちら
まとめ
「レモネードキッズ高槻」は、子どもたちの個々の発達特性を尊重しながら、地域とのつながりを大切にした療育を行っています。保護者へのサポートも強化されており、心配を抱える家庭にとって大きな安心を提供する施設として期待が寄せられています。この新しい取り組みを通じて、高槻市の子どもたちの成長を支える重要な拠点となることでしょう。