AI駆使したデータベース運用の新時代を切り開く『MAJESTY』の最新版
株式会社シスバンクが開発したデータベース安定稼働支援ソリューション『MAJESTY』の新バージョンが、2026年8月4日より提供を開始します。このバージョンは、AI機能を搭載し、データベースの運用管理を大幅に効率化することを目指しています。今回は、『MAJESTY』が提供するAIの重要機能と、その導入による効果について詳しくご紹介します。
MAJESTYのAI4つの機能
新しく搭載されたAI機能は、次の4つの要素から成り立っています。
1. AIエージェントによる監視・分析レポート(Monitor)
この機能は、データベースのSQLの実行実績を基に、AIがクリティカルなSQL文を自動的に検出します。問題を早期に発見するためのアラートが発報され、システムの健全性を24時間365日守ります。また、危険なSQLを見つけた場合は、原因分析や改善策を含む詳細レポートが自動的に作成され、TeamsやSlackなどのチャットツールに通知されます。
2. AIによる予測モデル(Predict)
AIモデルは将来の負荷変動を見込むことが可能で、キャパシティ・プランニングを支援します。特異な変動を即座に把握し、障害が発生する前にその兆候を察知することで、システムの安定性を容易に維持することが可能です。
3. AIによるSQL個別&性能データ分析(Analyze)
SQLテキストや実行計画、実行統計、参照テーブル・インデックス情報をAIが総合的に分析します。この分析結果に基づいて、パフォーマンスの現状評価がなされ、具体的な改善提案や実行可能なINDEX DDL、SQL書き換え案までも自動で出力されるため、運用の負担が軽減されます。また、CPUやディスクI/O、待機時間といったその他の性能データも分析対象に含まれます。これにより、ボトルネックの特定と改善提案が迅速に行えるようになります。
4. AIによるINDEX自動設計(Design)
アクセスパターン情報に基づいてAIがインデックス設計を自動で行います。これにより、専門的な知識がなくても、標準化された高品質な設計を実現できるため、担当者の手間を大幅に減少させることができます。
MAJESTY導入による効果
『MAJESTY』のAI機能導入により、IT部門の責任者が直面する3つの主要な課題を解決することが期待されています。これらの課題とは、以下の通りです。
課題1:人材不足と属人化
高度なDBAスキルが特定の熟練者に依存しているため、知識の喪失は経営にとって大きなリスクです。『MAJESTY』は、標準化された品質で自動化を実現し、属人化を解消します。
課題2:予期せぬ障害によるビジネス機会損失
システム障害はサービスの停止を引き起こすため、経営に深刻な影響を及ぼします。AIによる監視機能と負荷予測を活用すれば、障害の原因を事前に見つけ出すことができ、ビジネスの継続性を確保できます。
課題3:運用管理コストの増加
定型的な監視・分析・設計業務にかかる工数を最大93%削減することが期待されます。コスト削減により余剰となったリソースを、戦略的なDX施策に再配分することが可能になります。
MAJESTYについて
『MAJESTY』は、データベースの安定稼働を支援するための高性能ソフトウェアであり、特許取得済みの「アクセスパターン分析技術」を活用しています。この技術はSQLの効率的な可視化とチューニングを実現し、全SQLを自動収集してシステムのパフォーマンス向上に寄与します。AIとの融合により、監視から設計・分析までを自律的に行うことができる次世代の運用環境が実現されました。
まとめ
シスバンクの『MAJESTY』は、AI技術を駆使することで、データベースの運用管理に革命をもたらす製品です。運用コストの削減や障害予測、属人化の解消といった課題に対処し、企業のビジネスの継続性を確保するための重要なツールとなるでしょう。興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。