「継承TRUNK」始動
2025-09-08 15:31:00

団塊世代の終活を支援する「継承TRUNK」始動!新たな整理法を提案

団塊世代の終活を支援する「継承TRUNK」始動!新たな整理法を提案



少子高齢化が進む日本で、2025年には800万人以上の団塊世代が高齢者となります。この「2025年問題」を前に、終活や身辺整理は他人事ではなく、親世代・子世代にとって重要なテーマとなっています。株式会社キュラーズは、団塊世代を含む70代とその子である団塊ジュニア世代を対象に「終活・身辺整理」に関する意識調査を実施しました。その結果、約9割の70代が、「捨てられないモノがある」と回答し、感情的な理由で整理が進まない現実が浮かび上がりました。

感情の壁を乗り越えるために



調査の結果、70代の多くが不用品の整理・断捨離を進める中で「思い出や感情」が整理の妨げとなっていることがわかりました。例えば、65.3%の人が「思い入れが強く、判断ができない」と感じており、55.2%は「もったいない」と思って捨てられないと言います。このように、物そのものではなく、そこに宿る感情が、整理を難しくしているのです。

一方で、団塊ジュニア世代も親の物品整理に悩んでおり、74.8%が「捨てるには忍びない」と感じた物があると回答しています。これにより、物品の量や保管スペースの不足も大きな負担になっていることが明らかになりました。物理的な問題と感情的な問題が絡み合い、終活は非常に悩ましい課題となっています。

「継承TRUNK」の新たな試み



そのような背景から、キュラーズは「継承TRUNK」という新しいキャンペーンをスタートしました。このキャンペーンは、「思い出の品と一度距離を置き、物の必要・不必要を見極める」という新しいライフスタイルの提案です。トランクルームを一時的に利用することで、冷静にモノを見つめ直し、本当に必要なものに絞り込む時間と空間を提供します。

具体的には、終活や実家じまいを目的としてトランクルームを利用したい方を対象に、特別なキャンペーンを実施。対象者は5名で、2025年9月8日から12月28日の間に、日割り計算とセキュリティカード代金が無料となるなどの特典が用意されています。

慎重な選択が未来への一歩に



「継承TRUNK」は、思い出の品を手放す際の判断を難しくする感情的な壁を克服するための新たな選択肢を提供します。トランクルームを利用することで、心の余裕が生まり、本当に必要なものが何かを見極める手助けとなるのです。保管スペースが限られている中で、過去との向き合い方を見直し、未来へとつながる具体的なステップを踏み出すことが可能になります。

終活アドバイザーの見解



終活アドバイザーである藤岡聖子さんは、「物よりも思い出が辛い場合が多い。距離を置く選択が有効」と語り、トランクルーム利用のメリットを強調しています。また、感情との向き合い方を軽減できる方法として、トランクルームの活用を推奨しています。整理が進むことで、実家の売却や賃貸に戻す際もスムーズになります。

最後に、団塊世代やその子供世代にとって、「継承TRUNK」はただの整理法ではなく、心の整理も含めた、新たなライフスタイルの提案と言えるでしょう。これを機に、多くの人々が物との向き合い方を見直し、より良い未来への一歩を踏み出すことを期待したいです。


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