トンボの学校
2025-08-09 01:40:25

岡山大学主催の小学生向けトンボの学校が地域で大盛況

岡山大学の公開講座「トンボの学校」



2025年7月27日、岡山大学工学部は小学生を対象とした公開講座「トンボの学校」を開催しました。このイベントには、45名の小学生を含む合計102名の親子が参加し、トンボについて豊かに学ぶ機会を得ました。

この講座は、環境マネジメントコースの2年生11名が中心となって企画・運営され、岡山大学の誕生池生物多様性保全プロジェクト委員会主催で行われました。株式会社ウエスコや岡山県環境保全事業団などが共催し、環境省中国四国地方環境事務所の協力を得て実施されました。

人気の理由とは!?



申し込み開始からわずか一日で定員が埋まったこの講座は、地域の子どもたちにとって大変人気のあるイベントとなりました。開講式では、環境マネジメントコース長の前田守弘教授による挨拶があり、生き物に対する興味を引き立てるための問いかけが行われました。これに対し、児童たちは明るく「はい!」と元気よく応える姿が印象的でした。

体験型の学び



開講式後、参加者は早速トンボ採集に挑戦。株式会社会社ウエスコの卒業生でもある貸谷康宏氏が講師として参加し、工学部が管理する誕生池周辺で実施されました。結果、約10種類のトンボを捕まえることに成功し、子どもたちは興奮気味でした。その後は、環境理工棟の講義室にて、採集したトンボの種類や生態について親子で楽しく学ぶ時間を過ごしました。

さまざまな展示・活動



公開講座では、岡山県環境保全事業団が開催した「顕微鏡で生きものを観察しよう!」や、環境省による自然観察と熱中症対策の教育ブースなど、多彩なアクティビティが用意されました。また、環境マネジメントコースの学生たちによる「風をつかまえ未来にはばたくトンボポスターを作ろう!」も大人気の企画。児童たちはトンボの絵に色を塗り、集合写真を撮影するほど楽しい思い出を共有しました。

クイズで盛り上がる



講座の締めくくりには、學生が用意したクイズ「トンボと岡山大学の秘密を暴けトンボ・岡大◯×クイズ」があり、児童たちは笑顔で参加。正解するたびに教室は歓声に包まれ、熱気あふれる場となりました。

最後に、誕生池生物多様性保全プロジェクト委員会の山根一真委員長が閉会の挨拶を行い、楽しんだ子どもたちの横顔が印象に残りました。

生態工学の重要性



岡山大学の環境マネジメントコースでは、土木事業における生物保護などの課題に対処するための教育が行われています。「応用生態工学」という学術の視点から、地域の環境保全と人間活動の調和を学ぶことが求められています。今後も岡山大学の取り組みに期待が寄せられています。


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