日本ネーミング大賞2025発表
2025年12月1日、東京都港区にて開催された「日本ネーミング大賞2025」授賞式。一般社団法人 日本ネーミング協会が主催し、今年も優れたネーミングを持つ商品やサービスが表彰されました。その中で最も注目を集めたのが、「職場のロリエ」と名付けられた製品で、見事に大賞を受賞しました。
この賞は、ネーミングの重要性を広く社会に発信し、業界の発展に寄与することを目的としています。特に、755件の応募から選ばれた757ものノミネートとなると、審査の厳しさが伺えます。今年も多くのクリエイターや企業が参加し、注目のネーミングが誕生しました。
主要受賞ネーミング一覧
最優秀賞(大賞)
各部門 優秀賞
- - 食品・飲料部門:One CUP(大関株式会社)
- - 化粧品部門:瞬足(アキレス株式会社)
- - 家電・ゲーム部門:ICOCA(西日本旅客鉄道株式会社)
- - 店舗・不動産部門:ほっかほっか亭(株式会社ハークスレイ)
- - その他部門:職場のロリエ(花王株式会社)
- - ルーキー部門優秀賞:冬の入道雲(古谷乳業株式会社)、ミルクの束縛(古谷乳業株式会社)、和小麦(敷島製パン株式会社)
地域ソウルブランド部門の受賞
- - Willows ウィロウズ(株式会社青柳総本家)
- - 世界の山ちゃん(株式会社エスワイフード)
- - つけてみそかけてみそ(ナカモ株式会社)
- - 矢場とん(株式会社矢場とんホールディングス)
審査委員特別賞とレジェンド賞
- - 特別賞:N高等学校(学校法人角川ドワンゴ学園)、オルファ(オルファ株式会社)
- - レジェンド賞:アイスノン(白元アース株式会社)、シヤチハタ(シヤチハタ株式会社)、養命酒(養命酒製造株式会社)
日本ネーミング大賞は、ネーミングがモノやコトの誕生に必須であることを再認識させます。商標権の重要性が高まる中、国際的に通用する命名方法の確立も求められています。また、良いネーミングが商品の売り上げに与える影響は計り知れず、新たな価値を創造する要素とされています。
今年は、著名な審査委員ユニットによる審査が行われ、爆笑問題の太田光氏や、日本ネーミング協会会長の黒川伊保子氏を中心に26名の専門家が参加しました。昨年同様、一般社団法人 日本ネーミング協会が後援団体と共に、事務局を通じて盛大なアワードを実施しました。
日本ネーミング協会について
一般社団法人 日本ネーミング協会は、2018年に設立され、東京都港区に拠点を置いています。ネーミングの質と価値の向上を目指し、社会にその重要性を周知する活動を行っています。詳しい情報や受賞ネーミング詳細は、
公式WEBサイトをご覧ください。
今後も、「日本ネーミング大賞」を通じて新たな魅力あるネーミングが生まれることを楽しみにしています。