ポップ・ミュージック・ガイド
2025-07-23 13:49:18

高橋幸宏の音楽遍歴を振り返るポップ・ミュージック・ガイド

音楽で得られた感動は永遠のもの



8月6日、株式会社河出書房新社より、高橋幸宏によるポップ・ミュージック・ガイド『僕の私的音楽史』が発売されます。本書は2012年に刊行された『心に訊く音楽、心に効く音楽 私的名曲ガイドブック』を文庫化したものです。音楽家であり、独自の視点を持つリスナーでもあった高橋幸宏が、自身の音楽遍歴を通じて教えてくれる一冊。「ものを作ること」と「受けること」の楽しさを語り上げています。彼曰く、音楽や作品が持つ感情が共鳴し合った瞬間の喜びは計り知れないものです。この本はその喜びをしっかりと感じることができるでしょう。

書籍の特長



この文庫版では新たに「構成者による書き下ろし」や「文庫解説」が収録されており、内容が大幅に充実しました。特に、YMOの「ライディーン」製作エピソードや、その影響を受けたアーティストたちについて、軽快なトーンで語り尽くされています。高橋幸宏自身の音楽活動と彼が愛してやまない音楽が重なる、絶妙な情報が満載です。

さらに、カバー写真は2018年にイギリスのレコード店で撮影されたもので、この時期までの彼の音楽生活を思い起こさせるアイコン的な瞬間を切り取っています。

新たな視点からの構成



本書は音楽評論家の天辰保文によって構成されており、彼との対話を通じて高橋容赦なく語られる音楽の魅力が感じられます。天辰の視点から近年の高橋幸宏の活動も紹介され、今もなお彼が持つ圧倒的な存在感について語りかけます。セッションの合間の会話や、彼の音楽家としての生き様を感じることで、読む者もその世界観に引き込まれることでしょう。

著者の背景



高橋幸宏は1952年生まれの音楽家で、イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)の中心メンバーとしても知られています。音楽活動だけでなくファッションデザインにおいても長いキャリアと影響力を持つ彼は、2023年に惜しまれつつこの世を去りました。しかし、その活動は今もなお多くの人々の心に生き続けています。

音楽の力



音楽というものは、お互いの気持ちを交感させる力があります。高橋幸宏が切り取った音楽の光と影、彼の楽曲や思い出に触れることで、私たちもまた自分の音楽の旅に思いを巡らせることができるのです。『僕の私的音楽史』を手に取ることで、あなたも高橋幸宏の音楽の深い世界へと足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。音楽の感動は永遠です。この本を通して、ぜひその感動を共に味わってみてください。


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