植物性バターの挑戦
2025-12-02 12:52:59

植物性バター「Better than Butter」が国際アワードファイナリストに!

植物性バター「Better than Butter」が躍進



日本が誇る植物性バター、「Better than Butter」が、期待の新星として国際的な舞台で注目されています。株式会社ブラウンシュガー1STが手がけるこの商品が、プラントベースの製品を評価する『VEGPRENEUR Awards 2025』にて、世界中から集まった100以上の競合製品の中から、ファイナリストに選ばれたのです。特にバター代替のカテゴリーでは唯一の受賞候補として名を馳せています。

VEGPRENEUR Awardsの意義



VEGPRENEUR Awardsは、アメリカで開催される注目度の高いアワードで、製品の「おいしさ」を基に、イノベーションや環境への配慮、市場性などの多角的な尺度で審査されます。今年のファイナリストはわずか20製品のみ。特に、「Better than Butter」はバター・スプレッド系のカテゴリーから代表として選出され、これが示しているのは、日本の食品ブランドが国際的評価を受ける時代の到来です。

原材料と特長



この植物性バターは、実に96%がココナッツ成分で成り立っており、トランス脂肪酸はゼロでコレステロールフリーという特徴があります。さらに中鎖脂肪酸を含むMCTオイルも採用し、健康面でも優れた選択肢となっています。加えて、VeganやHalal認証を受けたことで、さまざまなニーズに応える商品として注目されています。

日本国内・海外展開への道



日本国内では、2025年4月からタカナシ販売により業務用商品の流通が始まります。いくつかのシェフからは、「バターのように使える」「サクサクのクロワッサンが焼き上がる」といった高評価が寄せられ、すでに市場での好反応が期待されています。また、2026年にはアメリカのスーパーマーケットへの展開も計画しており、「ジャパンケーキショー」や「ファベックス関西」にとどまらず、アメリカ国内の大規模展示会「Fancy Food Show」や「Natural Products Expo」への出展を通じて、販路の拡大を目指しています。

代表のコメント



プロジェクトを指揮する代表取締役の荻野みどりは、「『子どもに食べさせたいか?』という問いから始まった私たちの取り組みが、このように評価されることを嬉しく思います」とコメントしています。彼女は、「地球や動物、そして人々に優しい新たなバターのスタンダードを築きたい」と抱負を語っています。具体的には「世界のバターの5%を、より優しい選択肢に置き換える」というビジョンを持ち、その実現に向けて一歩一歩進んでいく意志を示しています。

VEGPRENEURの背景



このVEGPRENEUR Awardsは、ヴィーガンやプラントベースのビジネスを支援するために設立されたもので、ニューヨークとロサンゼルスを中心に展開されているコミュニティです。さまざまなビジネスリーダーや起業家が集まり、持続可能なビジネスの成長を掲げています。これにより、「Better than Butter」の受賞がより一層意義あるものとなっています。

まとめ



「Better than Butter」は、日本で生まれた新たな食品の可能性を示すものとして位置付けられており、これからの食文化に変革をもたらすことが期待されています。世界最新のプラントベース製品として、より多くの人々に受け入れられる日が待ち遠しい限りです。


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