関東エリアで新たな成長を目指す株式会社オリバーの新築事業譲渡

株式会社オリバー、リアンコーポレーションから事業譲渡を受ける

富山県を本拠地とする株式会社オリバーが、2025年10月2日より栃木県の株式会社リアンコーポレーションから、主力事業である新築事業および住宅リフォーム事業を譲り受けることが正式に発表されました。この動きは、オリバーにとって新たな挑戦の始まりとともに、リアンコーポレーションにとっても21年目の新たなスタートを切るきっかけとなります。

株式会社リアンコーポレーションの変化

リアンコーポレーションは、今期で20周年を迎える特別なタイミングでの事業移行を決定しました。新生リアンコーポレーションとして再出発し、代表取締役会長にはオリバーの小川博司が就任。創業期からのキーパーソンである大和田忠志が取締役社長に就任することで、企業をより強力にリードしていく体制が整えられます。

両社の強力な資本提携

今回の事業譲渡により、両社は強力な資本提携を結び、それぞれの強みを活かしていく方針です。具体的には、採用、集客、営業活動、さらには介護施設の構築といった多岐にわたる分野を融合させ、グループ全体で100億円という目標の達成を目指します。

オリバーの企業理念と未来の展望

株式会社オリバーは2002年に創業し、以降関東、甲信越、北陸地域で幅広い事業を展開してきました。特に新築事業や住宅リフォーム、不動産及びガイソーVC事業、飲食関連事業においては、11年連続で名誉あるデザイン賞を受賞するなど、その実力を証明しています。

この度のM&Aを機に、新築住宅事業及びリフォーム事業を強化し、多様なニーズに応える企業としてさらなる成長を遂げることを目指しています。また、ブランドミッション「LEAD A BEST LIFE！（最高の暮らしを送る）」を掲げ、地域の皆様に最良のサービスを届ける企業としての確立を目指します。

経営陣の展望と意気込み

株式会社リアンコーポレーションの代表取締役五嶋伸一氏も、本事業譲渡がもたらすシナジー効果に期待を寄せています。介護施設の経営を手掛ける一般社団法人きずなの家の理事としても活動する中で、オリバーとの連携を強化し、より多様なサービスを提供していく計画です。

今後もオリバーはM&Aや事業譲渡を通じて、成長を加速させる方針を貫くことを表明しています。これにより、より一層の市場競争力を高め、地域社会に貢献する企業としての存在感を強めていくことでしょう。