企業と大学が挑む「ファン創出」の新たな取り組み
はじめに
株式会社アイルと國學院大學の経済学部・芳賀研究室が共同で進める産学連携プロジェクトの最終報告会が、2026年1月15日に無事開催されました。このプロジェクトは、マーケティング論および消費者行動論を基盤にした「ファン行動の可視化」と「ファン創出支援の仕組み」をテーマに、約6カ月の間で実施されました。アイルの代表取締役社長岩本氏自らも出席し、学生たちの発表を見守りました。
プロジェクトの概要
今回のプロジェクトは、約20名の学生が全16回の授業を通じて取り組みました。アイルは、企業の業務管理システムの提供だけでなく、顧客企業に対して価値を提供し、その結果としてファンを創出することによる経営の強化を目指しています。プロジェクトでは企業や市場の課題を取り上げ、実際のビジネスに役立つ提案を共に考えるプロセスが展開されました。
最初の授業と中間報告会
プロジェクトのスタートは2025年9月。当社の土居部長が講師を務め、ファンの可視化の意義やアイルのサービス「CROSS POINT」の機能を詳細に解説しました。この授業では、ファンとリピーターとの違いなど、消費者の行動を理解するための基礎が築かれました。
その後、2025年11月には中間報告会が開催され、複数のグループからのプレゼンテーションが行われました。アイルの副社長岩本氏と土居部長からは、各グループへのフィードバックが行われ、さらなる発展が期待されました。
最終報告会の内容
最終報告会では、学生たちが「ファンの定義」や「CROSS POINT」を利用した新たなファン獲得支援施策について発表しました。研究の結果、ファンとは消費行動の中で「感情」を重視する存在であることが強調されました。アンケートやインタビューを基にした分析技術も多く採用され、数々の新しい施策案が提案されました。
アイルからの講評
アイルの副社長岩本氏は、学生たちが中間報告会から進化を遂げ、期待以上の成果を上げたことに感動したと語りました。また、土居部長も各グループの斬新な提案に刺激を受けたと述べ、今後の実装に期待を寄せていました。このように、学生たちの独自の視点と企業のニーズが合致することで、実用的なアイデアが生まれたことが、大変重要でした。
学生の感想・意見
参加した学生たちの感想も印象的でした。福島さんは、普段の視点とは異なるBtoB企業の視点から得た学びに喜びを表しました。鹿毛さんは、消費者行動の分析手法を企業で実践する貴重な体験ができ、自信に繋がったとコメントしました。このような学生たちの経験は、今後の彼らのキャリアにも大きな影響を与えるでしょう。
プロジェクト総括
プロジェクトを総括した芳賀准教授は、ファンという概念をデータに基づいて鋭く分析し、実効性のある提案に落とし込んだことを称賛しました。これにより、学生たちは自らの学びを企業に応用する貴重な機会を得られたのです。
結論
アイルと國學院大學のこの産学連携プロジェクトは、学生たちの斬新なアイデアと企業のニーズが結びつくことで新しいファン創出の手法を考案する意義深い取り組みでありました。今後も両者の協力による新たなプロジェクトが期待されます。