2026年新設「ROIC向上のためのSCM研究会」
公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)が、新しい取り組みとして「ROIC向上のためのSCM研究会」を2026年10月からスタートします。この研究会は、企業の物流・ロジスティクス部門における課題解決を目指し、マネージャークラス以上の方々を対象にした参加者を募集しています。
物流の変化とSCMの重要性
近年、物流やロジスティクスは単なる作業の一環ではなく、経営戦略においても重要な位置を占めるようになっています。特に2026年4月から特定荷主等に物流統括管理者(CLO)が選任されることが義務化されるため、より一層の注目が集まっています。企業が物流の活動成果をROIC(投下資本利益率)などの財務指標に結びつけるには、調達や生産、販売といった広範な範囲を統合的に考える必要があります。
本研究会は、参加企業が実際に抱えているロジスティクスやSCMに関する「お悩み」を共有し、それを出発点に議論を展開します。事前に行われるアンケートを通じて、各社の課題を集め、ROICやCCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)といった重要な経営指標に関連付けて理解を深めます。
特徴的な議論のスタイル
本研究会のユニークな点は、あらかじめ決まったテーマの講義形式ではなく、各企業が発表する具体的問題に基づくディスカッション中心のスタイルです。参加者同士が活発に意見交換を行うことで、課題解決のためのアイディアを創出します。また、議論の共通言語には「世界標準のSCM」が用いられます。これにより、国際的な視点からの洞察を得ることができます。
研修内容と運営
主査には、SCMの教育に関して長年の経験を持つ行本顕(ゆきもと けん)氏が迎えられ、米国ASCMが展開する知識体系をベースに、参加各社の課題への示唆や解説を行います。さらには、参加者間でのディスカッションを通じて、具体的な解決策に向かう筋道を検討していきます。
開催概要
- - 開催日程: 2026年10月22日(木)、11月19日(木)、12月17日(木)
- - 時間: 各回14:00〜16:00(参加者数によって延長の可能性あり)
- - 形式: 東京・浜松町の集合開催 + オンライン(Zoom)
- - 参加料: JILS会員49,500円 / 会員外99,000円(消費税込)
- - 参加定員: 各回10社(1社2名まで、最少催行5社)
参加対象
荷主企業の物流・ロジスティクス・SCM関係のマネージャー以上の方々が対象です。なお、コンサルタントや情報システムベンダーの参加はご遠慮いただいております。
この新しい研究会は、参加者が抱えるリアルな課題に向き合い、共に解決策を見出す貴重な場です。興味のある方は、公式サイトからお申し込みいただけます。これを機に、物流の革新に向けた一歩を踏み出してみませんか?
公式サイト
日本ロジスティクスシステム協会
組織設立は1992年で、以来常に物流とSCMの発展に寄与する活動を続けています。最新の情報を追いながら、参加を検討してみてください。